私の指ではお裁縫で使う既製品の指ぬきが入りません。
指ぬき作りから始めました。
作ったのは、ハンガーラックのバーを包むカバーです。
スチールのバーなのでハンガーのフックがスチール製だと傷になるのが嫌でカバーを作りました。
目次
◆指ぬきの制作
◇材料
切皮指抜
▽購入した切皮指抜
三友教材株式会社という会社のものです。
◇作り方
- 指の太さにあわせてカット(今回はカットしていません)
- 四隅をカット
- 両端に穴をあける
- 穴を糸でつなぐ
滑らかな面が内側になるようにつなぎます
①四隅を切りました
カットしなくても指の太さにあっていたので、長さはカットしていません。
②穴をあけました
穴は専用の道具がなかったのでコンパスの針であけました。
すんなりあかないので針を刺して皮を回すように動かしました。
③糸でつなぎました
説明書には太糸で留めるとありましたが、普通のミシン糸で留めました。
太糸がなかったことも理由ですが、ズボンのボタンをミシン糸で付けるので大丈夫だろうという判断です。
ただし、玉結びの玉が留まるかなという心配がありました。
大人になってからは玉結びがうまくできないんですよね。 1
人差し指に巻いて作るのですが、指が太いからか綺麗にできません。
いつも途中で玉になっている感じです。そして玉が小さい。
※針で作る玉結びを見つけました。今度からこれにします。
玉留めと同じ要領ですね。
糸を三重位に巻いたので、心配いらないようです。
⇒ 単に縛ればよかったのですね。
▽中指につけてみました
付け心地はまあまあです。
少しゆるいかも。
でも、ぴったりだと指が曲げられなくなるので良しとします。
それよりも縫うのがうまくできなくなっています。(T_T)
◆パイプカバーの制作
カバーは長方形の生地を筒状に丸めて重ねた部分を縫い合わせただけのものです。
段取りとか分からなかったのですが、
裁縫箱を見ていて待ち針があるのに気付き、
待ち針を使えばやり易いんだと思いだしました。
待ち針で縫い合わせる部分を固定しました。
▽こんな感じです
▽できあがり
縫い方の名前が分かりませんが、普通に直線的に縫っただけです。
頭では、針先を持って指ぬきで針のお尻を押して、
スイスイと縫えるつもりが、一針一針縫っているのに近い感じに。
▽ハンガーラックにつけてみました
サボテンみたいで良いでしょ。
▽少しアップに
◆さいごに
ハンガーラックの傷防止にパイプカバーを作ろうと考えていました。
当初、ミシンで作ればいいかなと思っていました。
でも、ミシンも使っていないのでうまく使えるかが心配でした。
それなら手縫いでいいかと。
ただ、手縫いするなら指ぬきがあった方がいいけど、太いのは売ってないしなぁと思っていました。
そんな時、「つぴころ」さんのブログの記事 2 を読みました。
指ぬきは作ればいいんだと新鮮な発見でした。感謝、感謝。
ネット検索では見つけられない気がします。
ブログの徘徊もいろいろ発見があり良いものですね。
パイプカバーの出来は、まぁ、満足しています。
ちょうど良い端切れと目立たない糸があったので、縫い目の粗が見えずきれいに見えます。
はじめは、布を折って端を合わせて縫ってから裏返そうかと思っていました。
その方が縫い目が見えなくなりきれいに仕上がるからです。
でも、それだと裏返す時に筒の径が細くて布がぐじゃぐじゃになるかなと思い、止めました。
今回の作り方にしてスッキリ丸くなったので結果オーライだったと思います。
慣れない手仕事で6本あるパイプのうち4本しかできていません。
しばらくこのままでいいかな。