プログラムでおかえしできるかな

定年を過ぎて何かの役に立てないかなと始めた元SEのブログです

雪の兼六園【杜】金沢市

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2024/3/16 北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸されます。
2024/3/8 から北陸応援割も始まりました。
北陸へ出掛けるにはいいきっかけになりますね。
きっかけ作りに以前訪問した金沢の兼六園を紹介します。
写真は2017年のものです。あしからずご了承ください。

目次

兼六園

2017年1月17日、18日、一泊で石川県の金沢市を訪れました。
もう、7年も経ちますが、紹介させてください。
2017年当時はまだブログをはじめていませんでした。
写真もブログに載せることなんて頭の片隅にもない状態で撮っています。
記憶もあいまいで思い出しながら書いた記事です。
よろしかったらお付き合いください。

今回、この記事で能登地震の被災地域の観光支援の一助になればと思います。

北陸応援割が始まり、北陸新幹線が延伸するので良いタイミングかなと。
ネタ切れも補えるしね(笑)


兼六園は言わずと知れた日本三名園の一つです。
日本三名園は、金沢の兼六園、岡山の後楽園、水戸の偕楽園です。
三か所とも行きました。こういうのって、なぜかクリアしたくなりますよね。


金沢へ行くならどの季節がいいか考えました。
兼六園を見るのがメインです。
兼六園、雪吊りも見たいなぁ。
じゃ、冬に行くしかないね。
どうせなら、雪が積もっている方がいいかもしれない。
なんていうことを考えながら、金沢へ行きました。
でも、観光なので大雪になってしまったら、動けなくてそれはそれで困ります。
自分勝手な観光客です。

1泊で訪れた金沢、兼六園には2日目の午前中を予定していました。
初日も雪模様だったのですが、それほどの雪ではありませんでした。
夜のうちに雪が降り、2日目はしっかりと雪が積もりました。
観光には大変でしたが、希望がかなったと気持ちは上がっていました。

初めての一人旅。ちょっと傷心していた部分もあったのですが・・・

◆徽軫灯籠(ことじ とうろう)

兼六園と言えば灯籠が有名ですよね。
色々な角度から写真を撮ってみました。

▽こちらが定番の角度ですね 回り込むと雪吊りも見えます 雪が似合います

 

▽雪吊りと灯籠
 雪吊りも兼六園の冬の風物詩ですよね

 

▽あまり見ない角度でしょ

▽霞ヶ池の対岸から どこから見ても絵になりますね

霞ヶ池の北岸に配された兼六園を代表する景観です。徽軫灯籠は足が二股になっていて、琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ているのでその名が付いたと言われています。この灯籠は水面を照らすための雪見灯籠が変化したもので、高さは2.67m。 兼六園

◆雪吊り

雪吊りは、雪の重みで木の枝が折れないように、縄などで吊り補強することをいいます。
日本海側の雪は量も多いですが、水分が多く重い雪のため雪吊りが普及しています。
兼六園の雪吊りが有名ですが、金沢市内を歩いていてもところどころに雪吊りを見ることができます。
兼六園では11月から12月中旬にかけて雪吊り作業が行われるということです。
作業を見に行くのも良いかもしれません。

▽見事な雪吊り
 雪吊りの見事さもさることながら、松も盆栽のよう、手入れされているということですかね

 

▽雪吊りが並んでいるとちょっとしたオブジェですよね

   

▽松の雪吊りが他と違いますね
 これは雪吊りじゃないのかな?

 

▽桜の木も雪吊りが、葉がなくても枝が折れちゃうんですかね

◆噴水

冬でも噴水から水がが出ていました。
後で解説を見たら、自然の水圧で上がっているとのこと。
だから冬でも水が出ているんですね。

この噴水は霞ヶ池を水源とし、池の水面との高低差による自然の水圧であがっています。水の高さは約3.5mあり、霞ヶ池の水位の変化によって変わります。藩政末期、金沢城内の二ノ丸に水を引くため試作されたものと伝えられています。日本で最古の噴水であると言われています。 兼六園

◆梅

紅梅ですね。
1月に咲いているのは早い方ですよね。
梅林になっているので2月はたくさん咲いているのでしょうね。
白銀の世界(と言っても緑はありますが)の中で目を引きました。
雪の中、色に出会えると思っていなかったので得した気分です。

 

◆内橋亭

▽霞ヶ池に浮いているようですよね

 

▽霞ヶ池の北岸から撮っています

栄螺山(さざえやま)

高いところには登って景色を見る。
高いところにはついつい誘われてしまいます。

▽三重宝塔

▽螺旋状の坂

雪があって滑りそうだったので登るかどうか少し迷いましたが、登りました

栄螺山から見た霞ヶ池
 2枚目はアップにして徽軫灯籠を写しました
 中央に灯籠があるのが分かりますか

 

13代藩主・斉泰(なりやす)が霞ヶ池を掘り広げたときの土を利用してつくった築山。高さ9m、周囲約90mで、山頂に「避雨亭(ひうてい)」と呼ばれる御亭(おちん)を配しています。頂上へ登る道は、時計回りでぐるぐるとうずを巻き、まるで栄螺の殻を思わせることからこの名が付きました。 兼六園

◆瓢池(ひさごいけ)

▽右に見えるのは海石塔

 

▽瓢池の南岸から、真ん中の遠くに海石塔が見えます

瓢池周辺はかつて蓮池庭(れんちてい)と呼ばれ、兼六園の作庭はこの辺りからはじまったと言われています。そのユニークな名前は、池のなかほどがくびれて、瓢箪(ひょうたん)のような形をしていることから名付けられたものです。池の中には不老長寿の島、神仙島をかたどった大小二つの島があります。 兼六園

◆地図

兼六園内はこちらのパンフレットの「六勝コース」を参考に見て歩きました。
金沢城・兼六園ガイドマップ

兼六園の入場料は大人320円です。
私は金沢城も見るので「兼六園プラスワン利用券」500円を購入しました。
金沢城公園の入園料も大人320円なので140円お得です。

◆さいごに

雪の兼六園、いかがでしたでしょうか。
北陸さらしが伝わっていると良いのですが。

金沢へは新幹線で向かいました。
北陸新幹線が2015年に金沢まで延びて行きやすくなっていました。
糸魚川付近で見える日本海は、新幹線の車窓から見ても「冬の日本海」という印象を持ちました。

金沢市内の観光にはバスが便利です。
1日フリー乗車券が北陸鉄道から出ています。
現在、800円ですが、2017年は500円でした。
時の流れを感じます。
土、日、祝日なら、まちバスが安くて良いかもしれません。
使っていないのでサイト情報だけの判断ですが。

雪の中を普通の靴で歩きました。
埋もれちゃうようなところは歩かなかったのですが、防水性の悪い靴だったようで、直ぐに水が染みてきてしまいました。
靴下も濡れちゃって、よく風邪をひかなかったなと思います。
ブーツでも買えばよかったのですが、そんな発想も出てきませんでした。


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◆参考

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