海外から検索されるかどうかわかりませんが、物は試しです。
英語の記事に意味はあるのか、メリットはあるのか、どうやって書くのか、そんなことを考察してみました。
日本人が英語で記事を書いても読んでもらえないという記事も見ました。
一方、日本人が書く英語での日本文化の記事はニーズがあるという記事も見ました。
やらずに悩んでも埒が明かないので、やってみることにしました。
日本文化の記事ではありませんが、こちらの記事を英語にしました。
Notion というサービスの使い方を紹介した記事です。
英語の記事はこちらです。
目次
◆記事を英語にすることのメリット
既存の記事を英語にするのは、翻訳ツールを使ったとしても手間のかかることです。
それなりにメリットがないとやる気が出ません。
そんなやる気の素になるメリットです。
- 世界からアクセスされてPVが増える
- 既存記事の見直しになる
- 記事数が増える
◇世界からアクセスされてPVが増える
ほとんどこれが目当てでするようなものです。
更に Google アドセンスをやっていれば、広告をクリックされる回数も増加が望めます。
ウィキペディアによると2020年3月の調査で、日本語を使うネット利用人口は約1億人。
一方、英語を使うネット利用人口は約10億人。 10倍ですね。
記事の内容に興味を持っていただけるかどうかの方が問題なので、単純に10倍のPVという訳にはいかないでしょうが、期待してしまうのは仕方がないですよね。
しかし、本当に望んだ結果になるかどうかは難しいようです。
それでも、問題を一つ一つ解決していくのは、またそれで楽しみでもあります。
◇既存記事の見直しになる
すべで自力で翻訳するのは時間と労力の無駄
使える翻訳ツールは使います。
翻訳ツールにかけても自分の日本語が良くないと伝わるような英文になりません。
その時に自分の日本語の表現の曖昧さに気が付きます。
元の記事の日本語もあわせて修正します。
こんな日本語を読ませてしまって、読者の方に申し訳ない気持ちがふつふつと湧いてきます。
◇記事数が増える
元になる記事があって、それを英訳するのですから手間ではありますが、新しい記事を0から考えるよりは少しだけ楽に記事を増やせます。
英訳することで苦労するくらいなら日本語の記事を書いた方が簡単だという考え方もあると思います。
でも、つたない英語であっても求められている内容が提供できるのであれば、苦労する意味もあると思います。
◆翻訳記事に対するGoogleの考え
翻訳記事といってもブログとして系統だててたくさんの記事を用意できれば良いのですが、そうもできません。
単発で作った翻訳記事を読んでもらうには、検索結果に挙がらなければなりません。
翻訳記事でなくても記事の内容が重複していると判断されると Google 検索のインデックスに登録されません。
翻訳記事は元になる記事と内容は同じなのですから、この重複に該当するかどうか気になるところです。
そんな不安について Google の方が説明されています。
日本語の記事を英訳した記事を投稿した場合、日本語の記事と英語の記事を重複ととらえることはないそうです。
ただし、Google翻訳などの自動翻訳サイトで翻訳しただけの記事は、記事として評価されないとの事です。
母国語としてその言語を使っている人による推敲が必要とされているようです。
推敲はするけど、母国語が日本語の人(つまり私)の推敲では、不十分と判断されてしまうのかちょっと心配です。
参照:翻訳記事を公開すると重複コンテンツになるのか | 海外SEO情報ブログ
◆翻訳記事は別ドメインにするべきか
結論から言うと別ドメインにしなくても良いようです。
▶別ドメインにしなくても良い理由
別ドメインにしない場合、どうするかというとサブディレクトリで分けます。
- 日本語記事:
hogehoge.com
- 英語記事:
hogehoge.cmon/en/
この時、ドメインは .com が良いようです。
なぜなら .co.jp などの国別のドメインでは、その国がターゲットとして認識されるからです。
私の場合、hatenablog.com で .com でした。😊
はてなブログの場合、hatenablog.com/entry/en
とするしかありません。
大丈夫でしょうか。ちょっと心配。
◆翻訳記事を作る作業
翻訳サイトを活用して翻訳記事を作ります。
次のような手順で作りました。参考になれば幸いです。
- 一文ずつ翻訳する
- 翻訳サイトで翻訳
- 自分で読んでみて修正が必要か判断、必要なら修正
つたない英語力でも読んでみるとおかしな英語になることはよくあります。
元の日本語の修飾などの係り受けが曖昧なことが原因になることが多いです。- 英文の修正で済むようなときは英文を修正
- 元の日本語が翻訳に適さないと思う時は日本語を修正
➡日本語の記述が良くないと気付く
- できた英文を翻訳サイトで日本語に翻訳
- 日本語が元の意味と同じならOK
- 意味が合わないなら英文を修正
- 技術的な記事なのでヘルプサイトで表現をチェック
- リンク先の確認
リンク先が日本語サイトである場合で同様の英語サイトがある場合はリンク先を変更 - アイキャッチ画像の変更
アイキャッチ画像に日本語で文字を表示しているなら英語に変更
背景的なところは気にしない
これとは別に次の記事の英語対応をしました。
こちらは、別記事にしたのではなく、一つの記事の中に英語の対応をしました。
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◆どのような翻訳記事が求められているか
こちらのサイト『アメリカ人ブロガーと日本人ブロガーの書き方の違いは?海外向けに英語でブログを発信へのすすめ(゚∀゚) | よりよくログ』でどのような翻訳記事が求められているか紹介されています。
日本人が日本の文化を外国人に向けて英語で発信するブログ
アイデア次第で、英語でも読者を楽しませるブログを作ることは可能なはずです。例えば日本のカフェやお寺巡り、婚活日記、温泉巡り、など。記事はみじかめにして、その分動画や写真を多めにする。英語は完璧でなくても伝わればOK。
特に日本在住ならば思う存分、日本の情報を海外に向けて動画、写真を使って発信できるはずです。 よりよくログ
今回、私がトライしてみた翻訳記事は、どちらかというと技術的な解説記事です。
日本語でも競合する記事がありますが、割と高い掲載順位をいただいています。
翻訳記事も高い掲載順位をいただけそうな気がするのですが、気のせいかもしれません。
◆さいごに
2021年4月にブログをはじめました。
訪問していただいている方のほとんどが Google などの検索からの訪問です。
はてなブログのブロガーさんの訪問を増やそうといろいろ試してはいます。
例えば、グループに参加、タグを付ける、記事を読んでスターを付ける、読者になる、などです。
それでもなかなか はてなブログのブロガーさんからの訪問が増えません。
こちらはちょっとお手上げ状態です。
そこで訪問数を増やすのに世界に目を向けてみようと思ったのです。
ちょうど、英語にしても読まれる需要がありそうな日本語の記事があったので、トライしてみました。
まず、Googleにインデックス登録されるかどうかから心配ですが、焦らずに結果を見守っていきたいと思います。
良い報告ができるといいなぁ。
良くも悪くも結果は報告したいと思います。
話はそれますが、最近こちらの記事が検索されて見られるようになりました。
今、期間中のヤマザキ春のパン祭りの影響でしょうか。
◆参考
- アメリカ人ブロガーと日本人ブロガーの書き方の違いは?海外向けに英語でブログを発信へのすすめ(゚∀゚) | よりよくログ
- インターネットにおける言語の使用 - Wikipedia
- 同じブログの英語版を違うドメインで新たに運営する場合、日本語版でとったアドセンスのコードを貼るのは違反行為でしょうか?? - Google AdSense コミュニティ
- Google公式情報に見る海外向けサイトのSEO、多言語ウェブサイトのSEOポイント | ブログ | 多言語翻訳と制作のアイ・ディー・エー株式会社