マイナポイントを申請しました。
いろいろ調査してやっと申請にいたりました。
申請を迷っている方の参考になれば幸いです。
また、電力会社の節電プログラムもエントリーしたので紹介します。
目次
◆マイナンバーカード
マイナンバーカードは、2020年に取得しています。
定年退職した後に確定申告が必要になりますが、その時にマイナンバーカードがあったほうが便利だったからです。
唐突ですが、確定申告は、e-tax が便利です。
それまでも住民基本台帳カード(住基カード)を持っていて e-tax で確定申告をしていました。
それを継続するためはマイナンバーカードが必要だったのです。
e-tax には電子証明書が必要になります。
電子証明書は住基カードやマイナンバーカードに組み込まれています。
住基カードの中の電子証明書の有効期間は3年間で、期限が切れると更新してもらえません。
マイナンバーカードができたからです。 1
したがって、遅かれ早かれ住基カードの中の電子証明書の期限が来てしまい、マイナンバーカードを取得して電子証明書を新しくする必要がありました。
マイナンバーカードの中の電子証明書は有効期限が5年間(正確には発行後5回目の誕生日まで)で、こちらは更新できます。
マイナンバーカードに交換することで e-tax を継続して使えます。
現在、無職ですが確定申告をしています。住民税の申告に連動しているからです。
年金生活になっても「年金受給者の確定申告不要制度 2」はありますが、生命保険料控除などを行うには確定申告が必要です。
そのためにも継続して確定申告をしています。
◆マイナポイント
マイナポイント第1弾の時期に、マイナンバーカードを持っていました。 しかし、マイナポイント第1弾には申請していませんでした。
理由は、自分の持っているクレジットカードが対象の決済サービスに含まれていなかったからです。
かといって新たに電子マネーやスマホ決済を始めようとも思いませんでした。
チャージしてから使うものは使い勝手が悪いと思っていたからです。 (無記名 PASMO は持っています。電車には IC カードが不可欠ですよね)
似たような理由(対象となるキャッシュレス決済を使っていない)でマイナポイントを申請していない方も多いんじゃないでしょうか。
そんな私ですが、今回、マイナポイントを申請しました。
きっかけは、私が持っている JCB 系のクレジットカードが対象決済に含まれたと思ったからです。
ある時、何かの番組を見ていて対象決済が増えているのに気が付きました。 3
そこで本当かどうかネットで再調査しました。
すると、JCB カードが対象になっていました。
しかし、私の持っているクレジットカードは対象外でした。
JCB と JCB 系は対応が違うようです。😢
この時に、「この際、新しいクレジットカードを作ろうかな」と思いました。
20000 ポイントの誘惑に負けたというほど大げさではないですが、魅力的なのは否めません。
私の持っている JCB 系のクレジットカードでも
特別には困っていなかったのですが、時々使えない時がありました。
観光地などはVISAしか使えないところがいくつかありました。
なので、VISA 系のクレジットカードを追加で持ってもいいかなと思い始めました。
巷では、三井住友カード(NL)ことナンバーレスカードの CM をよく目にするようになっていました。
そして、クレジットカードの選定から始め、結果的に、ナンバーレスでもない 「dカード」を選択しました。
dカードを選択して知ったことがあります。
dカードでは、「d払い」という スマホ決済と紐付けできます。
スマホ決済だけれどチャージすることなくクレジットカードから引き落とされるのです。
これって、私が抱いていたスマホ決済の嫌な部分がないのです。
実際には使えるクレジットカードに制限があるので、今、持っているクレジットカードがスマホ決済で使えるかどうかは個別に確認する必要があります。
でも、これだったら、マイナポイントの決済対象でないクレジットカードを持っていてもスマホ決済でマイナポイントを申請してもいいかなと思いませんか?
それから、保険証や銀行口座との紐付けに抵抗がある場合もあるでしょう。
それについては、次のように考えています。
健康保険証が廃止されマイナンバーカードと一本化される(取得の義務化)方針も出て、いずれ紐付けされるならポイントのもらえる今したほうがお得ですよね。 4
公金受取口座登録制度については、そもそも市役所には銀行引き落としの登録はしているので、その延長のようなものと受け取れるので抵抗はありませんでした。 5
先月は母が亡くなって、市役所へ死亡後の手続きに行きました。
手続きの半分は、お金を受け取るための口座の確認で、記入やコピーと煩わしいものでした。
それがきっと解消されることなのでしょう。
◆スマホ(QRコード)決済
QR コード決済は、QRコードやバーコードを用いた電子決済システムで、スマートフォンを用いた決済システム「スマホ決済」の一つです。
決済用のアプリをスマホにインストールして使います。
支払方法には主に2種類あります。
店によってどちらを採用しているか異なります。
【支払方法】
- ユーザーがスマートフォンのアプリ上にQRコードやバーコードを表示して、店側がバーコードリーダーやカメラなどで読み取って支払う
- 店頭レジに掲げられている専用QRコードをスマートフォンのカメラで読み取って支払う(この時支払金額を自分で入力する場合もあります)
支払うためのお金をどう割り当てるかの方法が複数あります。
【ユーザーの決済方法】
- 決済アプリにチャージした残額から支払う
支払い前に決済アプリにお金をチャージしておきます
そこから残額の範囲内で支払います - 紐付けした支払方法から支払う
クレジットカードやデビットカードと紐付けしておくことで
これらのカードを経由して支払う
※携帯電話会社などの場合、電話料金と一緒に請求というものもあります
個人的にはチャージという行為が面倒なのでクレジットカードから支払えるかどうかがスマホ決済を選ぶ基準になります。
でも、チャージにも良いところがあって、使い過ぎないようにチャージで上限を設定するのも賢い使い方です。
【クレジットカード支払対応】
- 【使える】
- 【使えない】
※クレジットカードの設定には、本人認証サービス(3Dセキュア)が設定されたカードに限定されていることが多いです。
◆クレジットカード
クレジットカードの比較表を作ってみました。
シニア対象でマイナポイントの対象になっているものです。
【クレジットカード比較表】 6
商品名 | ブランド | マイナポイント | タッチ決済 | 年会費 | ナンバーレス | 決済時のプッシュ通知 | プッシュ広告オフ設定 | 不正利用補償 | 明細 | 基本 還元率 |
還元単位 | 相性の良い QR決済 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天カード | Visa Master JCB American |
◎ | ◎ | 無料 | ◎ | メール | 不明 | ◎ | Web | 1.0% | 1/100円 | 楽天ペイ |
dカード | Visa Master |
◎ | ◎ | 無料 | ✖ | ✖ | ◎ | ◎ | Web | 1.0% | 1/100円 | d払い |
au PAYカード | Visa Master |
◎ | ✖ | 無料 | ✖ | メール | 不明 | ◎ | web | 1.0% | 1/100円 | au Pay |
三井住友カード(NL) | Visa Master |
◎ | ◎ | 無料 | ◎ | メール プッシュ LINE |
不明 | ◎ | Web | 0.5% | 1/200円 | 不明 |
エポスカード | Visa | ◎ | ◎ | 無料 | △ | メール プッシュ |
不明 | ◎ | Web | 0.5% | 1/200円 | 不明 |
SAISON CARD Digital | Visa Master JCB American |
◎ | ◎ | 無料 | ◎ | プッシュ | 不明 | ◎ | Web | 0.1% | 1/1000円 | 不明 |
こうやって比べてみると楽天カードが良く見えます。
個人的には楽天が好きじゃない(でも使いますよ)ので選んでいませんが、気にすることがないなら良い選択かもしれません。
以下は、私がクレジットカードを選択するのに気にしたことです。
自分のクレジットカードの使い方の傾向を把握しておくと良いです。
私の場合、次のような傾向があります。
- 主に使うのは町のお店での買い物
- コンビニはほとんど行かない
- ネットショッピングは Amazon がほとんどで頻度は少ない
そして選ぶ時のポイントは、
- マイナポイントの対象であること
- 年会費無料
- ポイントの基本還元率が高い
- ブランドは VISA(JCB を既に持っているから)
これだと、結局ポイント還元率で決めることになります。
ポイント還元率は特定の店で高くなる仕組みをどのカードでもとっていて、自分が良く使う店が対象になっているかを確認する必要があります。
まずは基本的なところがお得かどうかで判断して良いと思います。
その上で、普段、どこでクレジットカードを使うかを整理して選択すると更に良いと思います。
◆TEPCO省エネプログラム2022で節電ポイントをもらう
電力会社やガス会社などが国の節電プログラムをベースに節電ポイントを付与するプログラムを実施しています。
私は東京電力管内なので、TEPCO省エネプログラム2022 7 に申し込みました。
2022年12月31日までに申し込めば、それだけで節電ポイントが2000ポイント付与されます。
これは、国が支給しているポイントなので、気兼ねせず貰いましょう。
更に次のような節電の実績があると追加でポイントが付与されます。
参加するには電力量計がスマートメーター 8 に置き換わっていることが必要です。
電気の使用量の検針に来なくなっていれば多分スマートメーターです。
締切まじか(年内)です。
【節電チャレンジ(東京電力)】
- 節電チャレンジ 2022 にエントリー(2022/12/31まで)で国から 2000pt
- 月の電気使用量を節電すると、東電から 40pt 以上、国から 1000pt(最大3か月)
※達成基準は前年同月から 3% 節電 - 対象の時間帯に節電すると、1kWh の節電で東電から 5pt 以上、国から最大 40pt
※対象時間帯の前日、当日1時間前にお知らせメールが届く
※達成基準は顧客ごとの標準的な使用料から実際の使用量を引いた電力量
※くれぐれもポイントをもらうために健康を害するような節電をしないように注意喚起されています。
【東電のポイント(くらしTEPCOポイント)】
くらしTEPCOポイントは、ponta, T-POINT, WAON, nanaco, au, dPOINT, amazonギフト券に交換できます。
交換は、300pt から可能です。
※今ならdポイントクラブでエントリーしてdポイントに交換すると10%ポイントアップされます。2000 ポイントが 2200 ポイントに。
◆さいごに
本記事で書いたようにクレジットカードを新規に作成しました。
クレジットカードのサイトを見ていると最短5分でとか、5日でとか、やたらと直ぐにカード発行できるように書かれています。
私もついついそんな気分になり、遅くても1週間もあればカードが来るだろうという気分でいました。
しかし、実際には平均2週間くらいかかっているようです。
最短で作成できるのは、そのクレジット会社が参照できる個人確認手段で自分が個人認証されている場合のようです。
私の場合、個人確認書類を送って下さいという通知までに1週間、審査に合格するまでに1週間、クレジットカードが届くまでに1週間かかりました。計、3週間です。
収入なしにしては早いのかもしれませんが・・・
最短~とか最大~とかいうのって、自分がそれに該当することは、かなりまれなんだと再認識しました。
それはそうと、何でも申請しないとくれないのがお役所仕事なので、何でも申請して貰えるものは貰いましょう。🤲
ただし、マイナポイントは雑所得なので、税金がかかる場合もあるのでご注意を 9。
◆参考
- 住民基本台帳カードを利用されている方への重要なお知らせ↩
- ご存じですか? 年金受給者の確定申告不要制度 | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン↩
- 対象となるキャッシュレス決済サービス検索 | マイナポイント事業↩
- よくある質問:健康保険証との一体化に関する質問について|デジタル庁↩
- 公金受取口座登録制度|デジタル庁↩
- この表は記事『エクセルの表からMarkdownの表に変換【Python】 🔗』で提供しているアプリでエクセルから変換しました。↩
- 省エネプログラム(節電ポイント)【テレビCM放映中】|でんきの省エネ術|東京電力エナジーパートナー株式会社↩
- 電力メーターとは|一般の方向け|東京電力パワーグリッド株式会社↩
- マイナポイントには「税金」がかかる?申告しないと脱税になる? | dメニューマネー(NTTドコモ)↩