プログラムでおかえしできるかな

定年を過ぎて何かの役に立てないかなと始めた元SEのブログです

足利織姫神社・両崖山・天狗山🚶ハイキングコースを歩く

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5月中旬、栃木県足利市の両崖山、天狗山を登ってきました。
距離5km、所要時間2時間45分と紹介されているハイキングコースを回りました。
普段、5kmの散歩を1時間で歩いているので、そんなにかからないと思っていました。
結果は、休憩を入れて2時間半かかりました。
ハイキングコースといっても山らしい山です。侮れません。

目次

知人に誘われて栃木県足利市にある両崖山に登りました。

両崖山と言えば、2021/2/21 に発生した山火事が鎮火までに一か月弱かかり、連日の報道でご存知の方も多いでしょう。

2年経ってもその傷跡は残っています。

両崖山を回るハイキングコースが足利市のサイトで紹介されています。

 リンク:天狗山ハイキングコース | 足利市 公式ホームページ

両崖山の回り方を何も知らない私はこのサイトの情報を頼りに回りました。

  • コース:足利織姫神社~鏡岩~両崖山~天狗山~富士見岩見晴台~通七丁目
  • 距離:5.0km
  • 所要時間:2時間45分

スタートは足利織姫神社からです。

足利織姫神社

今回は山登りがメインなので、足利織姫神社については簡単な説明にします。

足利織姫神社のサイトからの引用です。(手抜き~ (*^^)v)

【由緒】

1200年余の機場としての歴史をもつ足利。この足利に機織の神社がないことに気づき、宝永2年(1705年)足利藩主であった戸田忠利が、伊勢神宮の直轄であり天照大神(あまてらすおおみかみ)の絹の衣を織っていたという神服織機神社(かんはとりはたどのじんじゃ)の織師、天御鉾命(あめのみほこのみこと)と織女、天八千々姫命(あめのやちちひめのみこと)の二柱を現在の足利市通4丁目にある八雲神社へ合祀。その後、明治12年(1879年)機神山(はたがみやま)(現在の織姫山)の中腹に織姫神社遷宮した。 足利織姫神社

【縁結びの神社と云われる由縁】

ご祭神は、機織(はたおり)をつかさどる『天御鉾命』と織女である『天八千々姫命』の二柱の神様です。 この二柱の神様は共同して織物(生地)を織って、天照大御神に献上したといわれています。 織物は、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)が織りあって織物(生地)となることから、男女二人の神様をご祭神とする縁結びの神社といわれるようになりました。 また、織物をつくる織機(しょっき)や機械は、鉄でできているものも多いことから全産業の神様といわれ7つのご縁を結ぶ産業振興と縁結びの神社といわれております。 足利織姫神社

▽織姫観光駐車場

足利織姫神社の麓にある無料駐車場(13台)です。
平日なら止められると思います。
混んでいる時は、300mほど西に無料の
「さいこうふれあいセンター東側駐車場」(29台)もあります。

詳細はこちらを参照してください。
織姫公園の駐車場利用について | 足利市 公式ホームページ

▽入口(9:48)

境内までは229段の階段を上らなくてなりません。
運動不足で行った時は太ももが酸欠みたいになって動かなくなります。

▽えんむすび坂

安心してください。えんむすび坂という少しなだらかな道があります。
こちらは太ももが動かなくなるということないと思います。
でも、今回は途中で草刈りをしていて石とかが飛んできそうで怖かったです。
声を掛けたのですが、ヘッドフォン型の耳栓をしていて聞こえていないようでした。

▽鳥居の説明(拡大◎)と紫(なぜか立札の写真しかない)の鳥居

▽若草色と赤の鳥居

▽緑と黄色の鳥居

▽青と朱色の鳥居

▽境内に登る手前のお蕎麦屋さんと手水舎(9:56)

手水舎に柄杓は置いてないです。

▽社殿

写真にしみが、虫かな?

▽作務所と社殿(拡大◎)

えんむすびの神なので7つの御縁こだわらず「自分の希望と縁が結ばれますように」とお願いすればいいみたいですよ。

▽御神木と愛の鐘

足利織姫神社は「恋人の聖地」に認定されたとのこと。
二人で鐘を鳴らすと幸せになれると云われる「愛の鐘」を設置したとのこと。

◆天狗山ハイキングコース

▽藤棚と道標(10:01)

境内の右側を行くと藤棚があります。
藤棚を抜けたところを左に曲がればハイキングコースの始まりです。

▽いきなりの階段

足利織姫神社に来るのに階段を上ったのに、また階段で少しうんざり感があります。
この写真は階段を半分くらい登ったところから上を撮ったものです。

▽登山口(10:19)

広くなっていてベンチもあったので少し休憩しました。
またまた、階段です。

▽道標(10:34)

「ずいぶん来たな。もうすぐじゃない」と先のことを知らないので、のんきに考えていました。
この坂(岩?)を上るんです。
雨が降ったら水の通り道になりそうなところを進みます。

▽山火事の傷跡が・・・

▽見晴らしテラス

テラスの写真を忘れました。ウッドデッキのようなテラスです。
写真はテラスから撮った登ってきた道と下界です。

ここで休憩、出がけに買ったパンを食べました。
登りは糖分補給が大事ですね。食べたら元気になりました。

▽行く手の岩(10:45)、足利城跡(11:01)

これ、岩場の写真じゃないですよ。ここを進むんですよ。
ごめんなさい、右側から迂回しました。
迂回といってもこの岩の上に行くのは変わらないです。

写真にはしていませんが、登るための補助ロープが付いているところもありました。
山歩きじゃなくて、岩登りです。

▽御嶽(おんたけ)神社

石造りだったので火災の被害を逃れたとのこと。
木造の天満宮の社は焼失したとのこと。

▽天狗山へ

両崖山の頂上から「裏を回って」と案内が出ていたのでその通りに。
直ぐに急な下り。振り返って撮った写真と行く手を取った写真。

松ぼっくり

誰かが並べた松ぼっくり。大きいです。指と比べてみてください。ダチョウの卵くらいの大きさかな。
アメリカのヨセミテ国立公園へ行った時に拾った松ぼっくりを思い出しました。
当時はアメリカだなぁと思いましたが、日本でもこんな大きなものを見られるとは・・・

▽途中

▽天狗山山頂(11:38)

見晴らしがいいですね。
右側に木が映っている写真(拡大◎)には遠くの山と手前の山をつなぐように渡良瀬橋が見えます。

▽道標(11:59)

すっかり疲れていて見晴台には行きませんでした。
ここに来るまでところどころに鐘がありました。
「くまさん とおらして」という意味だったとは知りませんでした。
二人旅でずっと話しながら来たので必要なかったかもしれませんが、せっかくなので鐘を鳴らしてきました。
「とおらして」って、訛ってない?

▽天狗の牙(12:08)、子安観音堂(12:33)

子安観音堂までが山中の最後の下り坂で、足の痛みに耐えながら下りてきました。
一度、尻餅をつきました。

▽最後の階段

降りたところに看板(拡大◎)がありました。
こちらから登る人の方が多いのかな?

ここから織姫観光駐車場まで約800m歩きました。
下りは足が痛くて進みませんでしたが、平地になると全然平気で直ぐ着きました。

◆膝の上の辺りが痛い

富士見岩見晴台(実際には少し手前で曲がりました)から通七丁目へ向かう間、足の痛さとの我慢比べでした。

流石にここからはずっと下りです。(確か?)

ですが、足を地面に着くたびにひざの斜め上の太ももの筋肉の付け根辺りが痛み、楽には下りられませんでした。

関節外部の筋肉に起因する痛みは、下山時の、筋肉疲労がピークに達する頃(行程の後半)に痛みが出ます。

膝関節の動きを司る太もも前側の筋肉(大腿四頭筋)は、下半身の中で最も大きく強い筋肉であるため、登りでも下りでも下半身の動きの中心を担っています。

大腿四頭筋疲労することで筋肉の柔軟性がなくなり、硬くなることで筋肉とつながっている膝のお皿(膝蓋骨)の周囲に痛みが起こるというメカニズムです。 山と溪谷オンライン

散歩で5kmほど歩いていたので、こんなことになるとは思っていませんでした。
これは仕方がないことなのかと思っていたのですが、
帰って検索してみると下り方にも問題があることが分かりました。

よくない歩き方

  • 大股で歩く
  • 飛び降りるように歩く

ついついやっていました。
下りでスピードが出てしまうのもこのような歩き方になる一因のようです。

有効な歩き方

  • ゆっくり歩く
  • 歩幅を狭くする
  • 膝を曲げてクッションのようにして歩く

※こちらのサイトを参考にしました
登山で膝が痛くなる原因と対策は? 歩き方・トレーニング・道具で膝痛を解消 | YAMAP MAGAZINE

知人からは「また秋に」と言われています。
次はもう少しうまく歩けるかな?

◆ルート

ハイキングコースとなっていたので、先入観で歩きやすいコースなのだろうと思っていました。

あるサイトによると「ハイキング」に厳密な定義や登山との違いはないとのことです。
そのサイトでは標高差300m以内の場合にハイキングと呼んでいるようです。

天狗山ハイキングコースは、天狗山が259m、両崖山が251mで標高差では300m以内です。

実際のコースは、登山の経験のない私の感想ですが、ハイキングコースというより、登山初心者の練習コースという印象です。

人の歩くところは はっきりわかりますが、途中、岩場を歩くようなところがあります。
坂が上りも下りも結構急です。
山がいくつもあるので、上ったり下りたりがいくつか続きます。
後は下りだけと思っているとこにまた上りが来る感じです。
尾根を進むので、転んだら下に転がりそうなところもあります。

少し脅かしてしまったもしれませんが、ハイキングという感覚ではなく山登りという感覚でいれば問題ないと思います。

国土地理院の地図に今回のルートを入れてみました。
普通の地図だけだと標高差が分かりにくいので航空写真の地図も載せてみました。

参考までに、地図の下の方を流れているのが渡良瀬川です。
真ん中辺りにある長い橋が森高千里の歌で有名になった渡良瀬橋です。

足利織姫神社の境内から撮った渡良瀬橋 断面図

◆さいごに

今回、記事を書くにあたって、ルートをどうやって載せようか悩みました。
はじめはグーグルマップを使おうとしました。
しかし、ルート検索しても山道は検索されないので諦めました。
検索してみると、ヤマレコというサイトでルートを作成してブログに貼り付ける方法が見つかりました。
ヤマレコというサイトでは、山行記録というのがあり、山登りの記録を公開できるようになっています。
参考になる記事がたくさんありました。
 ※参考の節にいくつかリンクを貼ったので気になる方は見てください。
しかし、それを見ていると何度も山を登る訳ではない私が使うのも申し訳ないと思い始めました。
そして最後にたどり着いたのが国土地理院のサイトです。
個人的には十分かなと思いました。
今回、本記事に載せたルートの地図は国土地理院のサイトで作成したものです。
十分ですよね。

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◆参考

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