早朝に羽化することが多いナミアゲハ。
羽化しているところの写真は撮れませんでした。
その代わり羽化直後のたたずんでいる様子が撮れました。
目次
庭のミカンの木にナミアゲハ(アゲハチョウの一種)の幼虫(イモムシ)が勝手に生息しています。
今年はいつになくイモムシの数が多く、サナギ・ラッシュになるかと期待していたのですが、生態系はそれほど甘くなく、鳥に捕まっているようだと分かりました。
今回は何とか羽化した成虫を見ることができました。
でも、羽化そのものはなかなか見せてもらえません。
まだまだ、観察時間が足りないってことでしょうかね。
◆前蛹⇒サナギ⇒成虫
前蛹からサナギ、そして成虫になるまでを観察できたイモムシの写真です。
羽化そのものは撮れませんでしたが、日々記録してみました。
もう少し変化が分かるといいのですが、突然変わる感じです。
夕方に撮りました
写真で見るとほぼ全体的に黒いですが、肉眼で見た時は下の方がまだ緑に見えました
なので今日はまだ羽化しないかなと思っていました
フラッシュを焚いたので少し雰囲気が違うかな
羽化そのものは見られなかったけど
羽化直後の成虫がいました
刺激しないようにガラス越しに取っているので少し不鮮明です
色鮮やかなところが抜け殻で隠れてしまっています(T_T)
10分おき位に様子を見に来ていたのですが、飛び立つところは見られませんでした
◆前蛹⇒サナギ⇒抜け殻
ちょっと事件がありまして、この前蛹は今年三つ目の前蛹です。
事件というのは、二つ目の前蛹が無くなってしまったことです。
状況から判断して鳥に捕まえられたと考えるのが自然です。
イモムシのうちならそういうこともあるかと思っていましたが、
鳥にとっての前蛹はまだイモムシに近いということですね。
前蛹になればすぐにサナギだと安心していたのに・・・
二つ目の前蛹が姿を消して意気消沈していたら、この前蛹が見つかり気持ちが持ち直りました。
ピントのせい?
明日には羽化するかなと楽しみにしていました
羽化が見られたかもしれなかったのに残念
羽化後の成虫が見られなかったのでさらに残念 (-_-;)
◆前蛹だけ
この前蛹は、前蛹になりそうなときからよく見ていました。
前蛹の独特の姿勢になった後に逆さまになったこともあります。
糸の具合が気に入らなかったのでしょうか。
そんなかわいらしい動きを見せてくれていたのに突然いなくなりました。
多分、鳥に捕まえられたのだと思います。
少しピンボケ まだくの字になっていません
でもこの後・・・
◆その他
前蛹になる前のイモムシの写真を少し載せます。
この写真を撮った後、鳥に捕まえられたようで、姿が見えなくなりました
この子も姿が見えなくなってしまいました
◆さいごに
カマキリがまだ指の爪ほどの大きさのこの時期、イモムシは安全なんだと思い込んでいました。
鳥もイモムシに含まれる成分を嫌って食べないような記述を見た記憶があります。
しかし、やたらと鳥が鳴くのでそちらへ行ってみました。
するとミカンの木に止まっていたのかホバリングしていたの分かりませんが、鳥がいました。
鳥は、私が行った途端に逃げ出しました。
そこは、イモムシがたくさんいた場所です。
ミカンの木を見てみると、さっきまでいたイモムシがいなくなっています。
どう考えても鳥の餌食になってしまったとしか思えません。
鳥の種類はよく分かりません。
甲高い声でうるさく鳴く鳥です。
この時に命拾いしたイモムシも翌日にはいなくなっていました。
翌日も鳥の鳴き声が聞こえました。
直ぐに様子を見に行っても一瞬のようで後の祭りです。
すっかり、餌場という認識をされてしまったようです。
対策すべきか、自然の法則に任せるか、悩ましいです。
ある程度大きくなったら、飼ってしまうという選択肢もありますね。
今は、黒いイモムシが二匹ほど確認できます。
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