プログラムでおかえしできるかな

定年を過ぎて何かの役に立てないかなと始めた元SEのブログです

トイレでハチにお尻を刺された

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トイレでハチにお尻を刺されてしまいました。
大事にならなくて良かったです。
何でトイレでと思われたでしょ。
私も思いました。その辺りを・・・

目次

ハチに刺された経緯

毎朝、決まったルーティーンでトイレに行きます。

その日もいつものようにトイレに行きました。

用が済んでお尻をフキフキ。

もう一回トイレットペーパーを取るのに腰かけました。

トイレットペーパーを畳んで切ってお尻を浮かせたら・・・

何やら羽音のような音がしたかと思ったら、痛っ!!!

振り返ると便座カバーにハチが。

お尻を出しているのですから直ですよ。 針は? 刺さったままではなさそうです。

ハチがおとなしいので急いでお尻をフキフキ。

急いでそっとトイレから脱出します。

痛いのを我慢して鏡に映して指でつまんで絞ります。

吸引器なんかないのでとにかくつまみます。 場所もあいまいなのであちこちつまみます。

どうすればいいんだっけと思ってスマホで検索。

スズメバチの毒は水に溶けるので水で洗うと良いというのを見つけます。

水で洗っては指でつまむを何回か繰り返し。

頭をよぎるのは気分が悪くなったらどうしようということ。

ハチに刺されるのは2回目なんです。

気分が悪くなる気配はないので、保冷剤をタオルに巻いてお尻を冷やしました。
自分が少し落ち着いてから、トイレの様子を見に行きました。
と言うのもこのままハチにトイレに居座られては困るからです。
見ると便座カバーの上をうろうろとしています。
襲ってくる気配はありません。
私はキンチョールを取りに行きました。

キンチョールは万能です。ゴキブリにだって効きます。

ただ、ハチの場合は難しいです。向かってくるからです。

以前、庭のナツツバキにスズメバチが巣を作ってしまいました。
まだそれほど大きくなかったので、スズメバチ専用の殺虫剤を噴射しました。
8mくらい届く殺虫剤です。
部屋から近いところだったので部屋の中から殺虫剤を噴射して直ぐにサッシを締めて防御しました。
スズメバチは離れていても攻撃元に向かってきます。
ハチが自分めがけて飛んでくるのを見るのは怖いです。

便座カバーのハチにキンチョールをひと吹きし、トイレのドアを閉めました。
恐る恐るドアを開けてハチの居場所を確認。
ドアのすぐ下で弱っています。
キンチョールをたんまりかけておとなしくしてもらいました。

ハエたたきについているピンセットもどきでつまんでトイレにジャー。

ハチはどこから来たの?

それにしてもハチの侵入経路が思いつきません。

ハチを流した後、トイレの中を点検してもハチが通れるような隙間は見当たりません。
念のため、換気扇にキンチョールを噴射しました。

以前、換気扇の中に外からコウモリが紛れ込んだことがありました。
そんなこともあって念のための対処です。
換気扇からトイレの中に入ってこれるような隙間はありませんが。

どこからハチが来たのかわからない不安でモヤモヤしていました。
そんな時、ハチに刺された報告を読んだ娘から、「服についていたとか」と私の疑問にヒントをくれました。

これには、すぅーっと納得してしまいました。
トイレに入る前、二階のベランダで洗濯物を干していました。
その時に背中の方にとまっていたのかもしれません。
ハチが飛んできたような音は気が付きませんでした。
ひょっとしたら、加齢で聞こえない耳になってしまっているのかもしれません。

ハチの種類は何だったの?

黄色と黒の縞々で2-3センチはある体長、ほとんどスズメバチだと思っていたのですが、どうやらアシナガバチだったようです。

スズメバチにしては痩せているなぁとは思っていました。
全然、攻撃的ではないのは、お尻につぶされていたから? と想像してもみました。

後で調べて分かったのですが、このおとなしさや洗濯物などにとまってしまうのはアシナガバチの特徴でした。

どちらにしても刺された時のアナフィラキシーショックが起こる可能性はあるので、油断なりません。

前回は2016年7月にハチに刺されています。当時はスズメバチだと思って病院へも行きました。
今回、この記事を書くにあたってスズメバチアシナガバチの違いを調べました。
そうしたら、2016年に刺されたのもアシナガバチだったようです。
どうしてわかったかと言うと、その時触ってしまった蜂の巣がシャワーヘッド状のものだったのを覚えていたからです。

病院で、「2回目は気を付けて」と注意を受けていました。

アナフィラキシーは、刺されてから15-30以内に症状が現れます。
1時間以上たっても気分は悪くなりませんでした。

ホッとして、今回は病院へも行きませんでした。

前回刺されてから5年以上経っている場合は、アレルギー症状が出にくくなるようです。 1

ハチに刺されたときの応急処置

今回、私が取った行動は次の通りです。

  1. トイレから出る
  2. 患部を確認して指で強くつまんで毒を出すようにしてティッシュで拭く
  3. 水で患部を洗う
  4. 保冷剤をタオルにくるんで患部を冷やす

自分としては、まあまあうまく対処できたかなと思います。
でも、気分が悪くなったりした時にうまく対処できるかどうかは不安です。

自分で救急車が呼べるか?
救急車が来るまでに戸締りができるか?
必要なものを持てるか?

地震などの時もそうですが、準備しておかなければと再認識しています。

ご注意 上記は、あくまでも私の取った行動です。
ハチに刺された場合、以下の公共機関などの情報に従ってください。

ネット上の公共機関の情報を参考に載せます。

  1. その場から身を低くして離れる。 ハチが興奮すると攻撃する仲間が増えます。できる限りその場から離れましょう。
  2. 傷口を強くしぼりながら水で良く洗う。 アウトドアー用の吸い取り器具も売られています。口で吸うのは良くありません。口に傷があるとそこから毒が吸収されます。
  3. 傷口を水で冷やす。 毒の吸収を遅くすることができます。
  4. ヒスタミン軟膏かステロイド軟膏を塗る。 アンモニアは効果がありません。 豊島区公式ホームページ
次の場合は、直ちに病院で治療を受けること(直ちに救急車などを利用する)
  • 発疹、吐き気、呼吸困難などの症状が出た場合や数十分以内に症状が出た場合・目を刺された場合は緊急を要します。
  • 以前にハチに刺され、発疹や吐き気などの症状が出たかたが、再度刺された場合はショック症状を起こす可能性があるため緊急を要します。
  • たくさん刺されてしまったかた(首・頭・顔・心臓に近いところは特に注意) 豊島区公式ホームページ

スズメバチアシナガバチの違い

パッと見は区別のつかないスズメバチアシナガバチですが、事前に知っていると区別が付きやすいと思います。
巣の形や飛び方には特徴があります。
じっとしていると分かりにくいので、動いている時に区別を付けると良いかもしれません。

突然刺されたらそんな余裕はないですよね。

アシナガバチの毒はスズメバチの毒より弱いと言われています。
でも、同じスズメバチ科のハチでアレルギーの原因物質が同じなのでアナフィラシキーのリスクは同等に考えた方が良いようです。 2

スズメバチ アシナガバチ
営巣場所 基本的には雨風しのげる閉鎖空間を好む。閉鎖空間-キイロスズメバチ・ヒメスズメバチモンスズメバチ・チャイロスズメバチ
開放空間-キイロスズメバチ・コガタスズメバチ
土中-オオスズメバチクロスズメバチ
基本的には開放空間を好む。
軒下、ベランダ、木の枝など。
フタモンアシナガバチは場所を選ばず様々な場所に営巣する。
巣の大きさ 10~40cm程度。最大で1mを超えるものもある。 10cm程度。
巣の材質 木を削り取って集めた木の繊維を唾液由来のタンパク質で固めて作られている。一種の紙のようなもの。 樹皮の靭皮繊維を素材とし、それに唾液由来のタンパク質などを混入して巣材とするので、一般のスズメバチの巣より強く出来る。
巣の特徴 巣は色違いのうろこ模様・マーブル模様のようなものとなる。
光沢のある外皮があるのが特徴。
ボールのような丸い形をしている。(コガタスズメバチは初期の巣はトックリを逆さにしたような形をしている)
巣はシャワーヘッドのような形。
最盛期には巣の形はほぼ円形(円盤状)になることが多く、最大で直径15センチ前後になり巣上に無数の穴や白い幼虫などが見える。
性格 攻撃的で凶暴。 大人しい性格。
飛び方 俊敏で、素早い。 フラフラとしている。あまり小回りはきかない。

プログラント

スズメバチ
アシナガバチ

我が家のトイレ事情

我が家のトイレにはウォシュレットがありません。

お尻がきれいになっていいなとは思っています。

なぜ買わないかというと、お掃除が大変そうだからです。

やってもいないのに思い込みかもしれません。
でも、構造が複雑になる分、手がかかりそうで警戒しています。
トイレ掃除はできるだけ短い時間で済ませたい派なので。

さいごに

ハチに刺された時は2回目なのでどうなることかと不安でした。
最初にハチに刺された時にも調べたので、対処方法はある程度知っていました。
今回は、刺したハチがスズメバチではないような気がして、アシナガバチのことも調べました。
そうしたら、1回目に刺したのもアシナガバチだったことが分かりました。
調べることの難しさを身にしみた感じです。

アシナガバチはどちらかと言うと益虫の扱いのようです。
おとなしくて蛾の幼虫などを食べてくれるからです。
しかし、洗濯物などに潜んでいたり、身近にいることもあるので注意が必要です。

洗濯物を取り込むときは、振って、何かいたら落とせるようにしています。
でも干している時に着ている服にとまるなんて・・・

今回の私の場合のように、いつの間にか服についていたというのは、注意しようがないのですが・・・

刺されないのが一番です。皆さん、気を付けてくださいね。

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参考

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