プログラムでおかえしできるかな

Python、フェイジョア、日常のあれこれでお返し、元SEの隠居生活。

デュアルモニターよりも画面分割がおすすめ

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パソコンでデュアルモニターにするのが夢。
パソコンを使えている感じでかっこいい。
でもモニタは1台。買っても置き場所がない。
なら、面分割がおすすめ。
資料を見ながらブログも書けます。

目次

◆画面分割

statcounter 1 によるとディスクトップパソコンで使用されるモニタの
解像度のシェアは、1920x1080 が 24% で最も多いです。
フルHDと呼ばれる解像度で私も使用しています。
この解像度でブラウザを最大化して表示するとほとんどのサイトで左右に結構な余白が出ます。
この余白が嫌で普段からブラウザのサイズを小さくして使っています。
また、ブラウジングしているときにメモを取ることが多いです。
メモを取るソフトには「紙copi LITE」を使用していますが、ブラウザと並べて表示しています。

このように複数のソフトを並べて表示する場合、手動で並べることもできます。
ほとんどのソフトがその表示位置を覚えていて次に起動したときも同じ位置に表示されます。
なので不便を感じないかもしれません。
しかし、Windows の機能を使うと、簡単にアプリを画面の左、または右半分のサイズと位置に移動することができます。
この機能をスナップ機能 2 と呼んでいます。単にスナップとも言っています。

このスナップ機能について紹介します。

◆スナップ機能(画面分割)

Windows でアプリの表示位置を画面分割した位置に移動する機能です。
キーボード操作、マウスのドラッグ操作で機能します。
アプリを画面を縦に2分割した左と右、あるいは4分割した四隅に移動できます。
混在もできます。

アプリが複数起動している場合に初めてスナップすると残りのアプリをスナップするかどうか訊いてきます。(スナップアシスト)
スナップしたいアプリを選択(Enterかクリック)すると並んで表示されます。
一つのアプリをスナップしたりならもう一つを隣に置くのでしょうとガイドしてくれているのだと思います。
Esc キーを押せば元の位置のままになります。

【メリットや機能】

  • 正確に分割される(几帳面な方でも安心)
  • 境界をドラッグするとサイズを変えられる(隙間なく)

【デメリット】

  • どちらにフォーカスが当たっているか忘れてショートカットキーを押すと思わぬ動作をしてしまう時がある
  • ブラウザでサイトを表示する場合、サイトによっては横スクロールバーが出て見にくくなる
  • スナップした状態でアプリを終了し、アプリを再起動するとウィンドウ位置が微妙にずれることがある(多分バグだと思います)

Windows11 ではスナップレイアウト 3 が使えるようになっています。
スナップレイアウトを使うと縦に3分割したレイアウトなども使用可能です。
スナップレイアウトは、Win + Z を押してレイアウトを指定するレイアウトボックス画面を表示して使用します。
(マウスの場合、最小化、最大化ボタンをポイント)

◆キーボード操作でスナップ

アプリの配置位置 外観 キー操作
画面の右半分に Win + →
画面の左半分に Win + ←
画面の右上¼に Win + → + ↑(方向キーは一旦離しても可)
画面の右下¼に Win + → + ↓(方向キーは一旦離しても可)
画面の左上¼に Win + ← + ↑(方向キーは一旦離しても可)
画面の左下¼に Win + ← + ↓(方向キーは一旦離しても可)
最大化 Win + ↑
最小化 Win + ↓

※「Win」は Windows ロゴキー、「→」などは方向キーです。
※方向キーを複数回押すとスナップの状態が遷移します。
 例えば、右半分にスナップ⇒左半分にスナップ⇒スナップ解除

◆マウス操作でスナップ

アプリの配置位置 外観 マウス操作
画面の右半分に アプリを右端に画面半分の枠線が出るまでドラッグ
画面の左半分に アプリを左端に画面半分の枠線が出るまでドラッグ
画面の右上¼に アプリを右上端に画面¼の枠線が出るまでドラッグ
画面の右下¼に アプリを右下端に画面¼の枠線が出るまでドラッグ
画面の左上¼に アプリを左上端に画面¼の枠線が出るまでドラッグ
画面の左下¼に アプリを左下端に画面¼の枠線が出るまでドラッグ

◆スナップ機能のオンオフ

デフォルトでスナップ機能は有効になっているようですが、無効にすることもできます。
また、万が一機能しないときは、設定を確認してみてください。

スナップ機能を有効にするには、

スタート⇒設定⇒マルチタスク画面で
「ウィンドウのスナップ」のスイッチを「オン」にします。

◆画面分割の活用例

  • ブログの編集
    自分のブログの記事を見ながら記事の編集
    または、過去の記事を参考にしながら記事の編集
    あるいは、参考になる Web ページを表示しながら記事の編集

    💭ちなみに私はエディタで記事を編集して、ブラウザに表示しています

  • 情報収集
    ブラウザでサイトを見ながらメモ書き

  • レシピの表示
    同じ料理のレシピの材料と作り方を左右に並べて表示

    💭レシピのサイトは一画面で見切れないところも多いので

  • なんでも比較
    ネットショッピングでも、性能比較でもいろいろな場面で比較したいときに並べて表示できます

  • ファイル整理
    エクスプローラーを二つ開いて並べればドラッグアンドドロップでファイルの移動やコピーができます
    (二画面ファイラーの代わり)

    エクスプローラーなら¼画面の上下で十分かもしれません

  • 画像の整理
    画像を表示しながらエクスプローラーで画像をフォルダごとに移動したりできます ファイル整理の応用

    エクスプローラーから画像ビューアへファイルをドラッグすれば見たい画像を見られます

◆ブラウザの複数起動と便利なショートカットキー

前節の例でブラウザを複数起動させています。
その方法を紹介します。

◇ブラウザの複数起動

最近のブラウザは複数のサイトを表示する場合、タブに新しいサイトを表示します。
タブ表示では複数のサイトを並べて表示することはできません。
複数のサイトを並べて表示するには、ウィンドウを分けて表示します。
複数起動とは言わず別ウィンドウと呼びます。

ウィンドウを開くにはいくつか方法があります。

  • 新しいウィンドウ:
    メニューから「新しいウィンドウ」を選択
  • リンクを新しいウィンドウで:
    今開いているサイトにあるリンクを右クリックして「新しいウィンドウで開く」を選択
  • タブを新しいウィンドウに:
    既に開いているタブのタブで右クリックして「タブを新しいウィンドウに移動」を選択

新しいウィンドウを開いたらスナップすれば並べて表示できます。

◇便利なショートカットキー

ブラウザで使える便利なショートカットーを紹介します。

キー操作 働き 備考
Ctrl + N 新しいウィンドウを開く
Ctrl + + 文字を大きくする サイトによってはサイドバーがなくなり見やすくなります
Ctrl + - 文字を小さくする 設定はサイトごとに記憶されます
Ctrl + 0 文字の大きさを100%に戻す 次回開くと前回の大きさで表示されます
Space 1ページ分スクロールダウンする PageDown と同じ
Shift + Space 1ページ分スクロールアップする PageUp と同じ
Crrl + W 現在のタブを閉じる Ctrl + F4 と同じ

◆さいごに

2025年最初の投稿です。今年もよろしくお願いします。

ブログもそうですが、プログラミングも結構サイトで情報収集しながら書くことが多いです。
当然、アプリを二つ起動して行ったり来たりします。
画面をきれいに2分割する必要はないのですが、そうなっていると無駄がないような気になって気分がいいです。
モニターの解像度が 800×600 の頃は一つのアプリに画面全体を使わないと効率が悪かったのですが、今は解像度が 1920×1080 もあり横半分だけを使っても以前と変わらない表示ができるようになりました。
なので、一つのアプリに画面全体を割り当てるほうが無駄がものもあります。
デュアルモニターもいいですが、画面分割のほうが断然コスパがいいので、庶民には最適です。
画面分割でブログの記事編集が効率よくなりますように。


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