通勤しなくなって車を動かすのは週末ばかり。
そんなオーナーにはボディカバーが効果的です。
バタつき軽減用ストラップベルトを車の下から反対側に渡す道具も作りました。
きれいな車でお出かけしましょう。
目次
- ◆ボディカバーを使う理由
- ◆ボディカバーの掛け方、外し方
- ◆ストラップベルトの渡し方
- ◆ボディカバー使用にあたって取り組んでいること
- ◆ボディカバー使用感レビュー
- ◆ボディカバーが汚れたら
- ◆さいごに
◆ボディカバーを使う理由
定年退職してはや5年。
通勤で毎日使っていた車も週末しか乗らなくなりました。
あまり車を使わないと洗車の頻度も下がります。そういう気分にならなくて。
たまに洗車して次の週末に乗ろうとするとなんか土埃だらけになっているように見えます。カーポートの下なのに。
洗車するのがばかばかしく思えるほどです。
ある時から乗る前に洗車するように変えました。
さすがに一日では土埃まみれにはなりませんので。
このばかばかしい状況を打破するにはボディカバーしかないかと思いました。
カーポートがあるのに車庫にするのも癪だし、カーポートの下で簡易型の車庫を使うのも恥ずかしいし。
この時点で、その効果のほどは分かりませんが、降ってくる土埃は何とかしてくれるだろうと期待しました。
◇選んだ商品
ネットで検索して選んだのはこちらの商品です。
次のような特徴があります。
- 特徴:5層構造、裏起毛、撥水加工、高通気性、紫外線防止、汚れ防止、いらずら防止、ワンタッチベルト
- リンク:5層構造ボディカバーの特徴
- リンク:5層構造ボディカバーの特徴 その2
特徴の詳細については販売店のホームページで確認してください。
こちらを選んだのは、
- 機能的に十分だなと思ったこと
裏起毛は大事です。車に傷をつけない - 自分の車(私の場合メルセデス)に合ったサイズが用意されていること
が決め手です。
使った感じはこんな感じです。
◆ボディカバーの掛け方、外し方
ボディカバーの掛け方、外し方について、販売店のホームページにも紹介されています。
販売店へのリンク:ボディカバーの掛け外し手順例
私が実践している方法は少し違うので紹介します。
その前に、初めて使う時に迷うことがあります。
まず、車の上でカバーを広げるのですが、どちらが前かわらなくなります。
フロント側には写真のように外側ならロゴが、内側ならタグが付いています。
これを目印に位置を決めます。
それから、カバーはタイヤがほとんど隠れるほど車全体を覆います。
それを理解して使い始めるとよいと思います。
ボディカバーの掛け方、外し方のポイントは、
- 縦に四つ折りにして畳む
- ボンネット上で丸め、向きを覚える
※はじめ、サイドから畳むときに三つ折りにしていました。そうするとカバーの外側と内側が触れ合ってしまいます。カバーの外側が汚れていると内側に写ってしまいます。
そこで縦に四つ折りにしてカバーの外側と内側が触れ合わないようにしました。
◇ボディカバーの外し方(畳み方)
フロントとリアの順番、左右の順番はお好みで。
- ワンタッチベルトのロックを外す(二か所)
- ロックと反対側でワンタッチベルトをポケットにしまう
バックルがポケットから出て車を擦らないように注意 - フロント側のカバー(ゴム状部分)をめくる
- リア側のカバー(ゴム状部分)をめくる
- サイドからカバーの端が車の中心線に沿うように折り畳む
- 反対側も同様に折り畳む
- サイドのカバーを更に半分に折り畳む
- 反対側も同様に折り畳む
- リア側から1m程度の幅 1 で前方に折り畳んでくる
ボンネットの上まで折り畳んだ方が後が楽です - ボンネットの上で右(左)から巻く
この時、巻いた向きを覚えておけば掛けるときに簡単です
◇ボディカバーの掛け方
- 巻かれているボディカバーをボンネットの上に縦向きで置く
この時、外した時に巻いた向きと反対に広げられるように置きます - 巻かれているボディカバーを横に広げる
もし向きが間違っていてもここで気が付きます。ご安心を - 畳んであるボディカバーをリア側へ広げる
- サイドへカバーを降ろす
二重に畳んであるので左右交互に二回に分けて降ろしたほうが良いです - 反対側サイドへもカバーを降ろす
- リア側のカバーを降ろし、車の下へゴム状の部分を掛ける
- フロント側へカバーを降ろし、車の下へゴム状の部分を掛ける
- 全体のバランスを調整
- ストラップベルトを付ける(二か所)
ストラップベルトは長さを調整できます
助手席側から運転席側にベルトを渡して先端のバックルを止めます
ストラップベルトも受けるバックルもポケットに中にあります
ベルトを渡す方法はこちらで説明します
◇模型とチラシを使ったデモ
プラモデル 2 と切ったチラシをカバーに見立ててカバーの外し方を再現してみました。
左から右への流れで外し、右から左の流れで掛けます。
両サイドからカバーを半分に折り畳みます
更にもう半分に折り畳みます
リアからフロントに少しずつ折り畳んできます
ボンネットの上で丸めます
◆ストラップベルトの渡し方
ストラップベルトはいわゆる紐なので固定するには車の助手席側から運転席側まで先端を渡す必要があります。
そのために園芸用支柱の先にストラップベルトの先端を引っ掛けて反対側へ渡します。
- 作った支柱を車の下へ車を横断するように入れます
- 作った輪にバックルを通してひっかけます。
- 反対側から支柱を抜いてバックルを取り出します。
私は、支柱の置き場所の都合で、引いて取っていますが、押してもできます。
とても使いやすいです。
◇ベルト渡し用支柱の作り方
きっと、家にあるもので作れると思います。
材料
- 園芸用支柱:太さ任意、長さ1.5m
家にあった支柱を使いました
1.5mは車幅より短いので押す必要が出てきます。その時太い方がやりやすいです。 - ひも:太さ任意、長さ25cmほど
太さは太い方が安心
着古したジャージのひもを使いました
- 園芸用支柱:太さ任意、長さ1.5m
作り方
- ひもを適当な長さ(25cmほど)に切る
- ひもの先に輪(直径3.5cmほど)を作る
もやい結びで作るとしっかりします - ひもを支柱に縛り付ける
巻き結びで結ぶとしっかりします
ひもの縛り方の解説サイト
◆ボディカバー使用にあたって取り組んでいること
せっかくボディカバーを買って、その恩恵にあずかろうとしているので、自分の車の扱いも変えて十分な効果が出るようにしています。
次のようなことを実施しています。
- ボディカバーをかける直前と外した直後に毛ばたきで土埃をとる
外した直後は不要かもしれませんが、お出かけ前のご挨拶という感じです - 長距離のお出かけした後に洗車する
使ったら洗ってボディカバーで傷つかないようにしています
帰宅してボディカバーをかけますが、できるだけ早く洗うようにしています
◆ボディカバー使用感レビュー
総合的な評価としては、大変満足しています。
カーポートの下でボディカバーを使用しているのでそうでない方より汚れにくいのだとは思います。
良かった点
- 車がきれいに保たれている
- 車に乗る前に窓ガラスをふかなくても大丈夫
- 毛ばたきの掃除は傷防止になっている気がします
- カバー自体もひどく汚れている感じはしない
- 雨が吹き込んでも気にならない
- 紫外線対策になっている気がする
- ヘッドライトカバーもシートも長持ちしそう
- 洗車が楽
- あまり汚れていないので洗車が楽です
- そもそも洗車の回数も減らせます
実際には洗車しちゃってます。きれいを保ちたくて
- 車がきれいに保たれている
気になる点
- カバーを掛けると車の中にアクセスしにくい
- 我慢しています。どうしてもということが今のところないので
- ファスナー付きの商品も見受けますが、返って品質が気になります
- カバーが汚れた時の洗い方が分からず不安
- 酷い汚れでなければ緩いシャワーを充てるだけでいいらしい
- カバーを掛けると車の中にアクセスしにくい
◆ボディカバーが汚れたら
ボディカバーには大変満足していますが、心配事がないわけではありません。
一番の心配事は、ボディカバーが汚れたらどうすればいいのかということです。
もう、3か月ほど使用していて、きっと汚れてはいるのでしょうが、あまり気になりません。
カーポートの下で使っていることも関係していると思います。
冬場は土埃が多い地域なのですが、今はそれほどでもありません。
同じ心配をしている方はいるもので、こちらのサイトに詳しく解説されています。
汚れが気になったら試してみたいと思います。
カバーランドに聞いてみた!車のボディカバーの洗い方 徹底解説!正しい方法で長持ちさせるコツ
◆さいごに
車を買い替えたのを契機にボディカバーを使うようになりました。
ボディカバーを外して車がきれいなままでいてくれるのを見るのは嬉しいものです。
日曜日に洗車して、土曜日に乗ろうと思ったら土埃がそこそこというような淋しい思いをしなくなりました。
ボディカバーと一緒にはじめた毛ばたきもいい効果をもたらしてくれているようです。
ボディカバーを掛ける前に毛ばたきをかけると、特にリアウィンドウで土埃が取れるのが分かります。
走れば土埃が舞い上がるんだなと改めて実感します。
洗車してもボディカバーを掛けておけば、ほぼその状態で乗れます。
洗車するのもまめになっています。(車が新しいからだけかも)
遠出をしたら早めに洗車するようになりました。
これまでのカーライフの中で一番きれいな状態で車に乗っています。