プログラムでおかえしできるかな

定年を過ぎて何かの役に立てないかなと始めた元SEのブログです

小峰城には四つ葉のクローバーがきっとある

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久しぶりにお城山へ行ってきました。
福島県白河市にある小峰城です。
私が子供の頃はお城がなかったので「お城山」と呼んでいました。

1991年に復元され、城内も見学できたのですが、2011年の震災で石垣などの崩壊により立ち入り禁止になっていました。
2015年再度復興し、見学できるようになっています。

お城そのものもいいですが、石垣も素敵ですよ。
そしてクローバーも・・・

目次

◆三重櫓(さんじゅうやぐら)

▽まずはよく見る角度の三重櫓1をご堪能ください。

▽こちらは北側からです。石垣も見ごたえがあります。こちら側を見るには本丸御殿跡の周りをぐるりと回らなければならないのでお覚悟を。
その代わりきれいな石垣が見られます。

▽前御門も入れると風格が出てきます。前御門の正面から登る習慣がなくて写真も撮り忘れています。😅

▽右の写真のように石垣がたくさん見える方が小峰城に合っている気がします。

▽城山公園を挟んで。遠くからでもその姿が見えると何となくときめいてしまうのはなぜなのでしょうね。

◆石垣

石垣の写真を集めました。場所はお楽しみで。

東日本大震災で大きく崩壊した石垣ですが、伝統工法を基本として、震災前の写真を素に一つ一つの石に番号を付け戻せる石は元の位置に戻すような工事で復興できたということです。

この時の経験は、熊本地震で石垣が崩落した熊本市の熊本城の石垣の復興でも参考にしていただけるよう協力しているとの事です。

▽左の写真の石垣の稜線の綺麗なこと。見入ってしまいます。
 上に向かって最後に反り返っているところが何とも言えません。

▽ここから先が昔バラ園だったところです。帯曲輪(おびくるわ)門跡ですね。
 バラ園は震災の後、史跡整備事業のためになくなってしまいました。
 多分、震災で崩落した石垣の修復のために重機などを入れたのかなと推測します。

▽この辺りの石垣は修復したところですね。8年の歳月を費やしています。

▽この広く開けたところにバラ園がありました。帯曲輪(おびくるわ)といいます。
 2022年4月9日から11年ぶりに入れるようになりました。

▽バラは無くても見えている木はほとんどが桜です。桜の季節が楽しみです。桜の時期は4月上~中旬です。

◆おとめ桜

小峰城にはおとめ桜の言い伝えがあります。

白河小峰城の外堀の石垣が何回となくくずれ、人柱を立てることになりました。

人柱は、現場近くを通った最初の者を、身分の上下、老若男女の別なく選ぶことになり、たまたま父親を迎えに来た藩士和知平左ヱ門の娘が、現場を通りかかって人柱にされることとなりました。

娘は逃げ回りましたが、ついに捕らえられ、小峰城築城の人柱となりました。この時藩士たちが逃げる娘を追いまわしたところが、現在「追廻」という地名として残っています。

この娘を悼んで、城内に「おとめ桜」の名で桜が植えられたそうです。この桜は戊辰の戦火で焼失しましたが、現在は二代目の「おとめ桜」が毎年見事な花を咲かせ城を艶やかに彩ります。 (公財)白河観光物産協会

子供のころから聞かされていた話で、子供心に可哀そうと胸を痛めていた記憶があります。

子供の頃は桜のあるところに人柱を立てたのだと思っていました。
桜の木の近くに行くのは避けていた気がします。

でも、解説を読むとそうではないみたいです。

▽「おとめ桜の碑」と彫ってあります。立派な桜は2代目だそうです。

◆城内

▽1階は結構広いです。

▽階段が急で階段ばかり撮ってしまいます。急な感じが伝わっているでしょうか

▽ここが2階かな。後から写真で見ると何階か分からなくなってきます。

▽ここが3階かな。お札が掲げられています。

▽屋根を組んでいる木材をついつい撮ってしまいます。石落としも。

白河駅

▽旅の始まりは白河駅から。左には「えきかふぇ」があります。
 おしゃれでリーズナブルですよ。

▷リンク先:えきかふぇ Shirakawa - ホーム | Facebook
 リンク先の画像の右奥の黒い座席は、成田エクスプレスのE253系に使われていたリクライニングシートだそうです。

▽駅を右から撮りました。屋根越しに小峰城が見えます。建物の形が気に入っています。
 右の写真は白河市循環バスです。
 デザインに魅せられてつい寄って撮ってしまいました。
 バスのツバメのマークは白棚線2国鉄バスを思い出します。

▽左が図書館で、右が交番です。景観を合わせているのかなぁと思っています。

◆駅から小峰城

▽駅を出て左に行くと直ぐに小峰城へ向かうトンネルがあります。
 40年前はなかった道です。

▽「こみね・ふれあい通り」と名前が付いているのですね。

▽こみね・ふれあい通りの中にある観光地の案内に「妙関寺」がありました。
ニュースステーション3で枝垂桜の夜桜中継があったところです。
 こちらの桜は「乙姫桜」です。

▽こみね・ふれあい通りを出て左へ行けば右奥に小峰城が見えてきます。

▽こちらは駐車場です。右の写真は駐車場から公園への入り口。

▽昔はこのトンネルを通らないと線路を横切れませんでした。
 このトンネルの中で声を出すととても響きます。
 それが面白くて子供の頃はよく声を出して楽しみました。
 今でも響きます。小学生には楽しいかも。
 駅から少し離れています。場所はマップで確認してください。

◆周りの景色

▽左の写真の中央は白河駅のホームです。右の写真の白い建物は市役所です。

▽トイレです。銭湯みたいなたたずまいで、思わず撮ってしまいました。殿方、奥方の文字がさらにそう思わせてくれます。
 右の写真は前御門です。トイレの隣に並べたら叱られるかな?

◆復興や石垣の案内版

もっとたくさん案内板があるのですが、一部を紹介します。

那須連山

▽富士見櫓跡、この場所から見た那須連山です。右の写真は手前の様子です。桜の花見にうってつけでしょう。

◆クローバー - シロツメクサ

最後までご覧いただいた方にはプレゼント画像です。

▽本丸御殿跡のクローバーです。子供の頃はここでソフトボールをして遊びました。

▽こちらは二ノ丸茶屋周辺です。

四つ葉のクローバー

▽四つ葉のクローバーお探し用画像。
 左半分だけにしています。
 クリックして大きくして探してみてください。



小峰城にはシロツメクサがたくさんあります。
私が子供のころからありました。
花のところを使って飾りを作った記憶があります。
花の首飾りとはいかないまでも、編んでいたと思います。

当時、四つ葉のクローバーにはあまり興味はありませんでした。
というか、四つ葉のクローバーの意味を知らなかった気がします。

上の写真は四つ葉のクローバーがあるかどうか知らずに撮った写真です。

でも、私は見つけました。写真の中に四つ葉のクローバーらしきものを。
ただし、写真なので二つの茎から出た葉が重なってそう見えるのかもしれませんので、真偽はお気持ちで。

見つけた方に良いことがありますように。🍀 🍀

四つ葉のクローバーの花言葉

「幸運」「私のものになって」という意味があります。 葉一枚づつに意味が込めらています。「希望」、「信仰」、「愛情」、「幸福」という四つの葉に意味があります。発生率は1万分の1と言われています。 🍀GreenSnap(グリーンスナップ)

冬にクローバーはないですよ。念のため

天使の梯子

この日は曇っていたのですが、那須の山なみを撮影してみたら、こんな写真が撮れました。
これって「天使の梯子4ですよね。
四つ葉のクローバーといい、天使の梯子といい、きっといいことがありそう。

◆マップ

◆さいごに

白河市小峰城を紹介しました。

自分が懐かしがっているだけで、これから見に行こうと思っている方には不要な情報が多かったかもしれません。
ご容赦ください。
そういうところだったんだと思っていただければ幸いです。

クローバーは芝刈りの様に時々刈られます。
私も写真のクローバーを確認しに数日後に行ったら刈られていました。
でも、広くてあちこちにクローバーはありますよ。

今回、久しぶりにお城山へ行こうと思ったのは、こちらの記事(『白河小峰城~奥州関門の名城~東北三名城のひとつです! - 城ガールの登城日記)を見たからです。良い刺激をありがとうございます。

恥ずかしいので公開するのを止めましたけど、中学生の時に描いた絵が残っています。
石垣と那須連山とバラ園を描いています。
バラ園の看板も描いていて、貴重な絵になっているな思い、また少し淋しくも思います。

よかったら足を運んでみてください。

◆参考

投稿:

  1. 事実上または実質上の天守と位置づけられた櫓(ウィキペディアより)

  2. 白河駅棚倉駅を結んでいるバス路線。元々鉄道だったところをバスに引き継いだ。現在はJRバス関東が運航している。

  3. 現、報道ステーション

  4. 天使の梯子という言葉は村山由佳の同名の小説で知りました。「薄明光線」という気象現象です。