プログラムでおかえしできるかな

定年を過ぎて何かの役に立てないかなと始めた元SEのブログです

自作リフィルのシステム手帳

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年末で手帳を新調する方も多いでしょう。
私は毎年、自作でリフィルを更新しています。
自作しているリフィルを紹介します。

目次

私の手帳は、ポケットサイズのシステム手帳です。
ミニ6穴サイズ(ポケットサイズ)と呼ばれる大きさです。
大まかなサイズは、およそ、幅80mm、高さ130mmです。
手帳としてはもう数ミリ大きいかな。

10年以上前のものなので、そっくり同じものはもう販売されていません。
当時、とくかく小さくて薄いものを捜して選んだような気がします。
現在、入手できるモデルだとこんな感じです。

◇㈱レイメイ藤井の「ダ・ヴィンチ」ジャストリフィルサイズポケットシステム手帳

◆私の手帳は10年選手

まず、私の手帳を紹介します。

中がバインダーになっていてリフィル(手帳用の穴の開いた紙)を交換することができます。

10年以上使ってかなり色褪せてきてしまいました。
周辺は塗装が剥げて皮の色が出てきています。
それでも糸がほつれたりせず、問題なく使えています。
一緒に写っているのは6穴パンチです。

開いたところです。
見にくいですが、「Davinci」の刻印が見えます。

メインの用途は、予定の記入です。
そのためのリフィルはずっと自作してきました。

◆自作リフィルのメリットとデメリット

どこにこだわるかなのでメリット、デメリットといっても人それぞれだと思います。
一応、私なりに感じるところを紹介します。

◇メリット

  • 自分の好みのデザインにできる
    • デザインを考えるのが苦手な方は検索で
  • 何年でも同じデザインを維持できる
    • 使いやすいものは使い続けるほうなので
  • デザインの変更も可能
    • 少しずつ自分好みを高めています

◇デメリット

  • 紙がピシッとそろっている感が乏しい
    • 手作り感が好きですけど
  • 祭日の設定が面倒
    • エクセルの機能で対策できるはずだけどしていません
  • 印刷して切って穴あけするのが面倒
    • たまの工作は楽しい
  • 印刷が面倒
    • エクセルやプリンタの機能が上がって楽になりつつあるようですが、未対応です

◆自作リフィル

手帳に用意しているのは、月間スケジュールです。

私の場合は、エクセルで作成しています。
ネットで検索すれば、PDF で印刷するだけというのもたくさん見つかります。

しかし、自分好みにこだわれば自分で作るのが一番です。

◇特徴

  • 土日を並べて月曜始まり

    • 土日をまたぐ予定がある時に土日が並んでいると予定が書きやすい
    • 土日が狭いので離れていると書きにくい
  • 4月始まり

    たまたまですが、日本には合っている気がします。

  • 手帳自体が小さいので、1日の大きさをできるだけ大きく

    • 土日を狭くして月~金を広く
    • 年月の表示は隙間を利用
  • 両面印刷して月が連続するような配置

    • 両面印刷可能なプリンタでも両面印刷するとずれが大きいので、片面ずつ印刷できるようにデータを作成


▽こちらが定年前に使っていたデザインと月の配置

月の配置は最初に作る時に苦労しました。
結果的には図のような配置にしています。
半分印刷して、印刷済みの裏側に残りを印刷します。
今なら普通に月の順に作って印刷の時に冊子印刷にすれば簡単にできるような気がします。
(時間はあるのだからやってみようかな)
※4月始まりで作っています。

▽こちらが現在使っているデザインと月の配置

予定が少なくなったので見開きで一月から、一ページに一月に変えました。

◇道具

ただの紙からリフィルを作るために必要な道具です。
もちろんプリンターも必要です。
穴の開いた、手帳にあったサイズの用紙があれば不要なものですが・・・

  • 6穴パンチ
  • カッター
  • 定規
  • カッター台

◇6穴パンチ

私が使っている6穴パンチは、現在販売されていないようです。
ミニ6穴サイズ専用で金属、しっかりしていてなかなか良いものだと思います。
そもそも、このサイズの6穴パンチの需要が少ないんだろうと思います。
選択と集中」とここ数十年聞いてきましたが、少し淋しいです。

現在買えるのは次のようなものです。

◇自作リフィルの作成手順

  1. エクセルで手帳用のシートを編集

    年を編集します。1か所修正すれば良いようにしてあります。
    祭日の色を編集
    ⇒これは条件付き書式で半自動化できるのですが未対応です。

  2. 手帳用シートを印刷

    片面ずつ両面印刷で向きを間違えないように印刷します。
    用紙はA5サイズです。
    実際にはA4サイズで半分使った紙の再利用です。

    写真が暗くて済みません(フラッシュを使えばよかったかな)

  3. カット


    印刷されている線に沿ってカッターで切ります。
    カッター台は子供が小さい時に使っていた工作マットです。
    粘土とかこねていたやつです。
    定規がズレて曲がらないようにするのに神経を使います。

  4. 穴あけ


    6穴パンチで穴をあけます。
    一度に3枚くらいしか開けられません。
    穴をあけない方の辺に紙を揃えます。
    ⇒こうすると手帳にはさんだ時にきれいです。

  5. 手帳にはさむ

    ページ順をそろえてはさめば完成です。

◇最近では

今なら、リフィル印刷用の用紙が販売されているのですね。
システム手帳専用用紙

余白があって印刷しやすいようになっていて、
余白は簡単に切れるように加工されていて、
その上リング穴まで開いています。

そもそも印刷しなくてもいいものも売られていますけどね。
フリーマンスリースケジュール

◆手帳に求めるもの

私が手帳を選ぶに当たって求めていたことは、

とにかく、常に持ち運べることです。

手帳というのは、その携帯性が最大の特徴なのだから、常に持っていて、いつでもどこでも使えるほうがいいと思っています。

特に、仕事をしていて予定を聞かれた時、次の会議の予定を相談する時など、スケジュールの確認ができるというのが大切だと思っています。

今ならスマホなのでしょうが、手帳も捨てがたいと思います。

そんな位置づけの手帳は、冬なら上着の胸ポケットに、夏ならワイシャツの胸ポケットに入る大きさと厚さが重要です。

手帳には、かさばらない程度に名刺も入れていました。
トイレに立った時に突然紹介された初対面の方にも、挨拶後に手帳から名刺を出して名刺交換できたということもありました。

表計算ソフト

はじめは OpenOffice の calc を使っていました。
エクセル付の PC に買い替えた時にエクセルに変えました。
現在、OpenOffice は存在せず、後継として LibreOfficeApache OpenOffice に変わっているようです。

ちょっと気にしなくなるとどんどん変わっていきますね。

最近は、Google スプレッドシートの名前をよく耳にします。
ブラウザ上で操作するようです。
エクセル自体もブラウザで使用できるものがあります。

今使っているエクセルのデータを今後どうするか検討する時期に来ているので悩ましいです。

何でも、長く使うのは大変です。

◆さいごに

今年もまた手帳のリフィルを更新しました。
勤めていたころに比べて手帳の使用頻度はぐっと下がりました。
書くこともなくなって、従来の半分の面積で作っています。

ブログの更新予定日でも入れようかな。

◆参考

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