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歌川国芳、柴田七美@足利市立美術館

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栃木県足利市の足利市立美術館で「和と刷りの交差」という展覧会を見てきました。(既に閉会)
歌川国芳の奇抜な構図を見たくて赴きました。
そうしたら柴田七美さんの作品に出合って、一目惚れしてしまいました。


目次

◆足利市立美術館

栃木県の足利市立美術館を訪問しました。
観覧したのは次の展示です。
この記事を書いている時点で閉会しています。

【和と刷りの交差】

  • 期間:2026年2月14日~3月22日
  • 展示内容
    • 展示室1:浮世絵と大衆文化
       歌川国芳、月岡芳年など
    • 展示室2:和と現代の美術
       秋山佳奈子、石原七生、川村紗耶佳、柴田七美、丸山浩司
    • 展示室3:戦後日本マンガ概観

◆歌川国芳

一番興味があった展示です。
人の顔を人の体で表現している版画。

鼻が人の背中とおしり、右の手が二人の人の足4本と腕1本で5本の指を、
耳は一人の人が体育座りをしています。
眉毛がパンツで、後ろ髪は黒塗りした人が棒を持ってちょんまげに扮しています。

もう一つの方では、人のおなかが額でパンツが目、足が頬と鼻。
つま先で唇、手の指は足でよく見ると足の指が描かれています。

私の影が写り込んでしまって見にくくなってしまいました。m(__)m

◆柴田七美

今回の展示に来て一番心動かされたのが柴田七美さんの作品です。
とにかく好きだなという印象です。
写実的に描かれてはいないのですが、特徴をよく見せてくれています。
細かく色を付けている訳ではないのに、大胆でなめらかな色の変化を感じます。
そして色が光っている。
一目見て、「えっ、何これ」と思いました。
好きかもって。

こんな感じで展示されていました。
大きいのは162cm x 130cm、小さいのは約33cm x 24cmです。

中でも一番のお気に入りになったのがこちらの作品です。
他の作品はどことなく直線的な印象を受けるのですが、
この作品は曲線的で滑らかな印象を受けます。
私としては、そこに女性らしさを感じているのかもしれません。

こういう色のない原画みたいな作品も展示されていました。
私が原画みたいと感じているだけで、これはこれで作品なのかもしれません。
素人の私が言うのもなんですが、太い線で迷いなく描けるのってすごいですよね。

こちらの紫色の色使いも好きです。
こちらの作品は人物の明るさもいいなと思います。

写真より実物を見てもらいたいなと思います。
なぜって、絵の具の付き方が独特だと思うからです。

こちらは色を多くして絵の具の厚さを抑えた感じです。
なんとなく絵の具の筋が残っているほうが私にはよく映ります。

こちらの3点は同じ構図で色の付け方を変えたものなのでしょうか。
油絵のことは全然わかりませんが、ヘラ使いも変えているのでしょうか。

主なリンク先です。

◆さいごに

遠い昔、街に買い物に行った時、桜を描いた絵が売られているのを見つけました。
一本の桜の木が描かれているだけの絵なのですが、いい絵だなと思って見ました。
後になってあの絵が欲しいと思い、お店に行ったのですが、もうありませんでした。
それ以来、同じような桜の絵がないかと折に触れて探しています。

今回、展覧会で柴田七美さんの絵を見て、買ってもいいかなと思いました。
一番気に入った絵は個人で持つには大きすぎます。
同じような作品で小さいものがあればと思います。
でも、貧乏性なので値段に依るかもしれません。

別の興味として、柴田七美さんが桜の木を描いたらどうなるのかなと思います。
一本の木の立ち姿を描くのか、
桜並木を描くのか、
桜の花をアップにしたような構図で描くのか、
きっと花びらは光っていると思うんですよね。


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