プログラムでおかえしできるかな

定年を過ぎて何かの役に立てないかなと始めた元SEのブログです

ブログを始めるときの注意点とGoogleアドセンス

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f:id:juu7g:20211124114729j:plain:left:w120 ちょっとタイトルは偉そうなのですが、ブログをはじめるときに自分なりに注意した点を紹介します。

まだまだブログ初心者ですが、Google アドセンスにも合格しているので、それなりのブログになっているのではないかと思います。

ブログを始める時にいろいろ調べて実践していることを紹介します。

個人的には、それが Google アドセンス合格のヒントになるのではないかと思います。

目次

◆記事を書くときに大切なこと - 著作権

まず、記事について、記事を書くときに一番大切だと思っていることです。

何と言っても 著作権侵害をしないこと

そのために実践しているのは次のことです。

著作権侵害しないために実践すること

  • 写真や画像は引用しない
    写真や画像を使う場合は、自作のものかフリー素材を使う
  • 引用はそれと分かるデザインにして出典元を明記する
    出典元は cite タグで記述する

これらの内容は、次のサイトを参考にしました。

フリー素材については、定番ですが次のサイトを利用しています。

引用のデザインは、ほとんどのテーマで対応しているのでそれに任せておけばよいと思います。

出典元は表示されていれば良いのですが、念のため cite タグにしています。

◆ブログで気を付けていること

著作権侵害しないこと」以外にも注意していることがあります。

それらは Google アドセンスに関係しそうなものも含まれます。

Google アドセンスの審査に効果があるかを踏まえて紹介します。(個人的な見解です)

  • Google アドセンスの審査に効果があると思うこと
    • 記事について
      • 「プライバシーポリシー」、「免責事項」、「お問い合わせ先」を用意
      • 記事の内容はプライバシーポリシー違反がないもの
      • 記事の内容は読んで役に立つ、自分なりの主張のあるもの
    • ブログの構成について
      • レスポンシブ対応のテーマを採用
  • Google アドセンスの審査とはあまり関係ないと思うこと
    • 記事について
      • 時々記事を更新(更新日を明示)
      • カスタムURLを使う。URLはアルファベット
    • ブログの構成について
      • グローバルメニューのある、または設置できるテーマを採用
  • Google アドセンス申請時に注意すること
    • ブログが Google検索で検索されるようになってから申請
それぞれについて説明します。

◇プライバシーポリシー、免責事項、お問い合わせ先を用意

f:id:juu7g:20211124152912p:plain:left:h100 これらは Google アドセンスの審査に申請するかどうかに関係なく、ブログを運営する上では訪問者に対する責任として用意するべきものだと思います。

はてなブログ無料版の場合、プライバシーポリシーなど用の場所が確保されていないので、一つの記事として作成します。

そのため、すべての記事に先立ってこれらの記事を作成しておくと、プライバシーポリシーに対する姿勢がうかがえてよい印象を与えられると思います。

さらに、プライバシーポリシー、免責事項、お問い合わせ先をサイドバーで「このブログについて」などの名前で登録しておくと訪問者に優しいブログになります。

記述内容は、たくさんの方が例を示してくれているので、それらを参考に作成して問題ないと思います。
私もそうしました。
もちろん、私のページを参考にされても問題ありません。

しかし、当然ですが、コピペして安心するのではなく、内容を実践してくださいね。

Google アドセンスに申請する場合には、プライバシーポリシーにアドセンスを利用していることを記述します。この時、Google のプライバシーポリシーもお知らせしなければなりません。

その場合に Google へのリンクも載せておくことを勧めます。

プライバシーポリシーにこのリンクを載せておくことは、Googleのポリシーも読んでいるというアピールになっているかもしれません。

リンクを貼るだけではなくて実際に読みましょうね。

◇記事の内容はプライバシーポリシー違反がないもの

f:id:juu7g:20211124151149p:plain:left:h100 先に紹介したとおりです。(「記事を書くときに大切なこと」を参照)

Google アドセンスの審査には、ここが一番重要なのではないかと思っています。

特に著作権侵害をしないということに注意が必要です。

◇記事の内容は読んで役に立つ自分なりの主張のあるもの

きっと誰かのためになるだろうと信じて記事を書いています。
文章も訪問者の方に共感していただけるような表現にしているつもりです。

Google の審査結果で、『有用性の低いコンテンツ』という指摘があることもあるようですが、誰にどう有用なのかは Google でも図りきれないと思います。
なので神経質になる必要ないと思います。

引用ばかりの内容にならず、伝えたいことを記事にしていれば良いのではないでしょうか。

◇レスポンシブ対応のテーマ

Google はユーザが使いやすいブログを評価します。

したがって、スマートフォンなどの画面のサイズが小さいデバイスでも違和感なくブログが表示できることが大切です。

そのためには、レスポンシブ対応のテーマを導入することが大切です。

ちなみにブラウザによってはスマートフォンなどのサイズで疑似的にブログを表示することができます。

  • Chrome:Ctrl + Shift + I
    ディベロッパーツールが表示される
    同じ操作で戻る
  • Firefox:Ctrl + Shift + M
    レスポンシブデザインモードが表示される
    同じ操作で戻る

◇時々記事を更新(更新日を明示)

SEO 的に有効なのだと思います。

記事の内容を修正する必要が出てきているにもかかわらず、何もしていないと訪問者に対して間違った情報を提供することになって、ブログの信頼性が下がり、ひいては Google 検索からの信頼も下がるということになるのだと思います。

もちろん、修正する必要のない記事はそのままでかまいません。

ただ、似たような記事が Google で検索された時に古い日付の情報は見てもらえなくなる確率が上がるので、定期的な見直しをすることも大切なようです。
そのときに更新日付を表示することも忘れないようにしてください。

また、記事に外部リンクを貼っている場合は、時々リンク先が存在するか確認して、存在していなかったら修正することは必要です。

◇カスタムURLを使う

はてなブログでは記事のURLをどのようにするか設定できます。
ブログの詳細設定ページの「記事URL」で
「標準」、「タイトル」、「ダイアリー」
から選びます。
しかし、これらはURLの文字列から記事の内容が推測できないので、カスタムURLで自分でURLを設定します。

Google サーチコンソールのヘルプで URL に対する Google の推奨が示されています。

サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
可能な場合は、長い ID ではなく意味のある単語を URL に使用します。
推奨 - シンプルでわかりやすい URL:
http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation Google検索セントラル

◇グローバルメニューのある、または設置できるテーマ

SEO 的に有効なのだと思います。

要は、訪問者に他の記事を見てもらえるデザインになっているかどうかが大切なのだと思います。

その意味では、はてなブログの場合、グローバルメニューがなくても、記事にカテゴリを設定して、ブログのデザインでサイドバーにカテゴリを設定すれば、十分ではないかと思います。

私の場合、グローバルメニュー付のテーマにしましたが、サイドバーにカテゴリーも表示しています。
(実際には、サイドバーをグローバルメニューとして表示してくれるテーマなのでカスタマイズはサイドバーだけで済んでいます)

◇ブログが Google 検索で検索されるようになってから申請

ブログが Google 検索で検索されるようになる前に申請しても、サイトが見つからないということで不合格になってしまいます。

キーワード「site:URL」でGoogle検索して結果が出るようになってから申請しましょう。

確認方法

  • Google 検索でキーワードに「site:ブログのドメイン」を指定して検索
    例:本ブログの場合、「site:juu7g.hatenablog.com」

サーチコンソールでインデックス登録をリクエストしても必ずインデックス登録されるわけではありません。
登録するかどうかは記事の内容を Google が判断します。

記事が検索に挙がるということは、記事に問題がないということなので、Google が自動で判断するのを待って良いと思います。

ちなみに私の場合、Google アドセンス申請時にGoogle サーチコンソールは使っていませんでした。
Google サーチコンソールを使うことは必要条件ではないようです。

Googleアドセンスについて

当初、収益を目的にブログをはじめようと思ったわけではなかったので、広告を出すことは考えていませんでした。
でも、はてなブログ無料版は、はてなさんが広告を出しています。
いずれにしても広告が出るのであれば、収益になる広告を出してもいいかなと思うようになりました。

Googleアドセンス一発合格

2021年4月に、はてなブログ無料版でブログをはじめました。
初めて2か月位経ったころにGoogleアドセンスを申請しました。

申請時のブログの状況は、ブログを運営するために基本的に守らなくてはいけないことを守り、少しだけSEOに良いということを取り入れただけでした。

申請のための準備としては、
プライバシーポリシーに「広告について」という記述を追加したことと、
Google 検索で自分のブログが検索されるか確認した
ことだけです。

そんな程度の思い入れなのでいつか合格すればいいやという感じで申請しました。

結果は、Googleアドセンスに、申請翌日一発合格でした。

やっぱり、合格するのはうれしいです。
それも一回でなら、なおうれしいです。

6月15日の11時半頃に申請して、翌日の6月16日、21時半頃に合格のメールが届きました。

f:id:juu7g:20211124151211p:plain:w400

何が良かったのか振り返ってみました。

この記事の前半で示したことを実践したのが良かったのではないかと思っています。
個人的には、ブログを運営するにあたりポリシーを守っているかどうかが重要なのではないかと思います。
その中でも著作権については気を付けました。

ちなみに、申請時、Googleサーチコンソールは使っていません。

Googleアドセンス申請時に大切なこと

ブログが Google 検索で検索されるか確認する
申請前に実践すること

◇申請時の注意事項

  • 「お申込み」画面の「お客様のウェブサイト」の「サイトのURL」欄のURLの指定を「https://xxx.yyy.zzz」とする
    つまり、https:// を付けるということ
    xxx.yyy.zzz」だと http 扱いになってしまいGoogleが認識できないようです。

◇申請時のブログの状態

参考までに、申請時のブログの状態です。

  • ブログ運営開始:2021/4/26
  • アドセンス申請:2021/6/15
  • アドセンス合格:2021/6/16
  • アクセス数合計:233
  • 読者数:3
  • ブログ投稿数:21 (お問い合わせフォームなどを含む)
  • 記事の平均文字数:約7000字
    プログラムのソースコードを入れているのでその分多い
  • お問い合わせフォーム:あり
  • プライバシーポリシー:あり
  • 免責事項:あり
  • グローバルメニュー:あり
  • はてなブログのデザインテーマ:Githateblo
  • CSSカスタマイズ:あり

Googleの審査

Google の審査について考えてみます。
Googleアドセンスへの申し込みのヘルプには、審査について次のような記述があります。

3. お支払い情報およびサイトの審査結果を持つ

お支払い情報が入力されると、Google がお客様のお支払い情報の確認およびサイト全体の審査を行い、AdSense プログラム ポリシーを遵守しているかどうかを確認します。チェックが完了したら、有効化の状況をメールでお知らせします。通常、審査は数日で終了しますが、2 週間ほどかかる場合もあります。
AdSense へのお申し込み - Google AdSense ヘルプ

つまり、AdSense プログラムポリシーを遵守しているかどうかを確認することが審査なのだと思います。

更に「AdSense プログラム ポリシー」には次の記述があります。

すべてのパブリッシャー様には、Google パブリッシャー向けポリシーおよび以下のポリシーを遵守していただく必要がありますので、よくお読みください。
AdSense プログラム ポリシー - Google AdSense ヘルプ

つまり、次の二つのポリシーを遵守することを求めています。

  • AdSense プログラム ポリシー
  • Google パブリッシャー向けポリシー

AdSense プログラムポリシー

パブリッシャーが順守しなければならないポリシーです。

詳細はこちら:AdSense プログラム ポリシー - Google AdSense ヘルプ

AdSense プログラム ポリシー」では次のような点が説明されています。

  • 無効なクリックとインプレッション
    自分のサイトの広告に自分でクリックすることを禁止
    作為的に広告をクリックまたは表示する行為の禁止
  • クリックや表示を促す(リワード広告以外)
    自分のサイトの広告をクリックしたり表示したりするよう訪問者に促すことを禁止
  • トラフィックソース
    広告を貼る場所のポリシーですね
  • 広告の動作
    広告コードの修正に関するポリシーですね
  • 広告のプレースメント
    広告の表示場所に関するポリシーですね
  • サイトの動作
    次のようなコンテンツの禁止
    • 虚偽のダウンロード / ストリーミング配信コンテンツの提供を謳っている
    • 存在しないコンテンツにリンクしている
    • 無関係なページや誤解を招くページにユーザーをリダイレクトしている
    • その他、ユーザーに誤解を与えることを目的とした誘導
    • ナビゲーション用機能であると直感的に認識されるような配置で広告が表示されるページ

Google パブリッシャー向けポリシー

Google 広告コードを使用してコンテンツを収益化する場合に遵守する必要があるポリシーです。

詳細はこちら:Google パブリッシャー向けポリシー - Google AdSense ヘルプ

Google パブリッシャー向けポリシー」ではポリシーを4つのカテゴリに分類して説明されています。

  • コンテンツ ポリシー
  • 行動ポリシー
  • プライバシーに関するポリシー
  • 要件とその他の基準

Googleのポリシーの注意すべき点

2つのポリシーから私なりに気を付けるべき点を挙げてみました。

  • 次のようなコンテンツでないこと
    • 広告をクリックしたり表示したりするように促すこと
    • 存在しないコンテンツにリンクしている
    • 著作権の侵害に当たること
    • 危険または中傷的なコンテンツであること
    • 健康上有害な主張を喧伝するコンテンツ
  • Google のサービスを利用することに依るデータの収集、共有、利用についてプライバシー ポリシーに掲載し、遵守すること
  • ブログに広告を掲載することで、第三者がユーザーのブラウザに Cookie を保存したり、ウェブビーコンを使用したりして情報を収集する可能性があることについて、プライバシー ポリシーで明示すること

Google アドセンスの審査に合格しなかった場合、これらの内容を再確認すると良いかもしれません。
ここで紹介したのは一部なので、詳細は Google サイトで確認してください。

◆連絡先の明示

はてなブログでは、Google アドセンスなどの広告を始める際に、連絡先の明示を要求しています。

連絡先は、メールアドレスである必要はないことの案内がはてなさんから出ていますので、紹介します。

『連絡先の明示』とは?

『連絡先の明示』について、個人営利利用ガイドラインでは

  • 恒常的に受信できるメールアドレス
  • Googleフォーム

など、誰でも運営者と直接連絡が取れるものを

  • プライバシーポリシーを設けている場合、プライバシーポリシー内
  • または、どの記事からでも確認できる箇所(サイドバーモジュールやプロフィールなど)

に記載する必要がある 週刊はてなブログ

◆さいごに

このような記事を投稿するほど、ブログに精通している訳ではないのですが、Google アドセンスに苦労されいる方の一助になればと思い投稿しました。

Google アドセンスに合格することを考えるより、訪問者に有益なブログにすることを考えた方が、結果的に Google アドセンスに合格するのではないでしょうか。

私の場合、もともと、広告は考えていませんでした。
でも、はてなブログの無料版だと、はてなブログの広告が出てて消せないので、それなら出しても同じことだと思い、始めることにしました。

広告は別にしても、検索して検索結果に載らないと記事を読んでもらえないという思いがあります。
なので、SEOは気にした方がよいと思い、それなりに調査してブログの運営を始めました。
それが良い結果につながっているように思います。

Google アドセンスに申請したからには合格してホッとしています。
広告の配置は、自動広告でほったらかしです。
住所確認の郵便が来るのはまだまだ先になりそうです。

◆参考

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